ドイツ人、イタリア人の研究仲間(ポラニー研究のT氏とC氏である)と打ち合わせ、セッションを組んだり関連するテーマでプロポーザルを出したりして海外の学会で会うということをここ数年やっている。2011年は、2010年のボルドーの「異端派経済学会」で出会ったウクライナの先生からの情報で、ウクライナ国際経済学会の大会(テーマは「Post Crisis Global Economy」)に手を挙げてみようということになった。さて、去る3月末ごろ原発一色になってしまった頭に鞭打って(?)ひねり出したプロポーザルに何とかOKが来て、7月初頭はキエフ(@ウクライナ)に行くことになった!わーい!(よって今年も連休はペーパー書く日々)。
そんな折、今日の朝日新聞(Globeとかいう閉じ込みの特集)に、あら「チェルノブイリから130km。キエフの記憶と教訓」という大きな記事。セシウム137の汚染分布図はキエフのほど近くまで迫っている。たまたま今日目にした別の論考には「2009年にウクライナ産のブルーベリー濃縮果汁がセシウム137検出で積み戻しに」という記述もある。いやー25周年のチェルノブイリは参考になりますなあ、わははは。せっかく日本を出て海外の学会にいくのに、キエフにいく私って一体…。