きゃおーん!熊本に戻られた渡辺先生からお葉書をいただいた。嬉しい、嬉しい。きっと飛行機で帰られるのにお邪魔に違いないと思いながら、ついお贈りしてしまった花束も、梨佐さんがご自宅にきれいに生けてくださったそうである。ああ、やはり梨佐さんは素晴らしい御長女である。結びでは熊本に遊びにいらっしゃいとも書いてくださっている。じーん。 人付き合いを断って執筆に励まれている方からいただくこの言葉は重い。はい、行きます、きっと!
ん、よく見ると中盤は原稿依頼である。渡辺先生が発起人となり、石牟礼道子さんや人間学研究会のみなさんが発行している雑誌『道標』に、えっエッセイ?。大喜びした後に何かがさーっ と引いていく感覚。そうだった、先のパーティーでも、あるいは石牟礼さん全集へのご尽力でも明らかにわかる、渡辺先生の人並み外れたもう一つの資質は、編集者のそれであったのだ。まずい…こりゃオオゴトである。