先週はお盆休みで、仕事もペースダウンで進めていたが、今日からまたフル操業である(でないと、間に合わない;きー)。が、お盆休みのお話しをひとつだけ。
昨日はたまたま、友人がダンナ様と行くはずだったチケット(ダンナ様に中国出張が入ったそうで)で、東京バレエ団の<ベジャール・ガラ>を観てきた。メインはニコラ・ル・リッシュの「ボレロ」である。当方にはシルヴィ・ギエムのそれを観て以来、ずいぶん久しぶりである。誘ってもらって感謝~。さて、リッシュは観客を魅了し、終演後はスタンディング・オベーションの大歓声となったが、ギエムが中央で踊ったときとは、周りの男性ダンサーたちとの関係から何から、ずいぶん違っていた。ふーん、ナルホド。いや、とてもよかったのだが。それからこの公演、通常のバレエ公演と異なり、なぜか男性のお客さん率がけっこう高かった(なぜだろう?)。会場では偶然、I福先生にもお目にかかった。大学にいらっしゃるときとあまり変わらないいでたちで、涼しげに御帽子などかぶっていらっしゃる。突然に大学的日常がフラッシュバック!しかし聞けばレヴィ・ストロースにバレエ論があるとか何とか。はあ、文化人類学者も大変ですなあ!しかし、どうも辛そうにはお見受けしなかった。