怒涛の2月にダウンして、復帰するやいなや入試などなどの仕事があり、文字通り「あっ」という間に2月が終わってしまった(オリンピックも少し観た。てへ)。拙著にコメントをくださる方々もあり、日々「幸福の手紙」をもらうような気分なので、これからは御本をいただいたときには、もっとちゃんとお返事しようと気持ちを新たにしている。
その間、〆切の近い原稿、〆切をとうに過ぎている翻訳に交互に(苦しい;)とりかかっていたのだが、そこに記録誌の原稿チェックが入ってきて、仕事の性質が完全にバッティングしている。昨年2月のなつかしの金子勝さん講演から、先日のカイエセミナーまで、三つほどの企画の記録で、けっこう面白いものができる(自画自賛ってヤツ)のだが、時間が足りない。これも3月の10日過ぎに〆切である。さあ今夜もがんばろう!
追・そういえば先日、NHKの海外ドキュメンタリーで、「アメリカでもっとも危険な男」をやっていた。ランド研究所にいたD.エルスバーグに関するもので、当方、何ならアメリカまで観に行こうかと思ったぐらい(そんな暇がどこに?)観たかったものだ。予想にたがわず、とても面白かった。研究ネタとしては、先を越されたーというところだが、誰かが明らかにしてくれるのもよい。次の研究はその先へ行けるからだ。岩波の『世界』では回想録の連載もやっている。豊かな情報をもとに、考えたいことがいろいろある。