週末にかけて、社会思想史学会大会@神戸大に行ってきた。幹事企画の「社会民主主義の再検討」というセッションで、(このごろ流行の?)ベーシック・インカム論の山森亮さんとともに、「カール・ポラニーの社会概念」という報告もさせてもらった。このテーマで人は来るのか?と思いきや、世話人様、コメンテーター様、司会様、あるいは山森様のおかげか、たくさんの方々がいらしてくださった。報告者の持ち時間25分、全体2時間だったが、なぜかあっっ という間に時間が過ぎて、ポラニーとベーシック・インカムとの関連の議論にも、フロアからの多彩なコメントやそれに関する議論にも、十分至らなかったのが残念であったが;関係者のみなさま、ありがとうございました。
全体としては政治哲学的な報告やセッションが多く、「社会的なもの」をめぐるテーマ、社会運動論的テーマが目立っていた。経済の領域については、「あーそれもありますよねー」的な扱いというところか。やるべき仕事は多い。はー