先週の金、土と神戸大学の土佐先生の主催する科研研究会に参加してきた。初日は若手の二人の研究者(中野佳裕さん、前田幸男さん)のご報告、二日目は海外ゲストDavid Chandler, Julien Reidさんのご報告であった(写真は二日目、Shani Giorgiandreaさんと清水耕介さんお二人のコメンテーターとともに。左端が司会の土佐先生)。
およそ国際関係論の分野で、M.フーコーの視角などを取り入れる論者たちの集まりで、興味深く聞かせていただいた。かねてから国際関係論と経済思想におけるリベラリズム(あるいはネオリベラリズム)の規定の違いには注目していたのだが、この共同プロジェクトをきっかけに、このあたりのことを考えていけたらとの思いを新たにした。