本研究の目的

本研究の目的は、以下の3点にまとめられます。

  1. 文字化プロセスを一部自動化することによって、「人間の相互作用の研究」に適した質の高い「自然会話コーパス(音声・映像)」構築の時間と労力を大幅に軽減する。また、文字化システムに自動集計機能を搭載し、会話の場面、人数、内容、話者情報等々をデータベース化することによって、自然会話コーパスを利用する研究の効率化と高度化をはかる。
  2. 構築した「自然会話コーパス(音声・映像)」を、「語用論的研究」と「自然会話教材開発」のためのリソースバンクとして共有化・一元管理することによって、自然会話データの入力・保存と、会話内容や話者に関する情報の検索・抽出や、データを利用した自然会話教材の作成が、体系的・総合的にできるようにする。
  3. 「自然会話リソースバンク」を公開し、世界各地のニーズに応じた教材のアップロードや既存の教材への追加・加工が行える「自然会話教材作成支援システム」を構築する。その結果、世界各地からオンラインで情報検索ができ、ユビキタス環境で自然会話素材の共有化と教材作成・利用ができる、研究と教材化が一体となった「世界的教材共有ネットワーク」を実現するためのシステムを構築する。