平成23年度実績報告

以下に、平成23年度の成果をまとめる。

言語教育に応用可能な「自然会話リソースバンクの構築」とそれに関する研究

  1. 既に研究代表者らが構築してきた「自然会話コーパス」の拡充・整備 (宇佐美:基盤B(15-18年度、20-22年度) 『BTSによる多言語話し言葉コーパス-日本語会話1,2』 『BTSによる日本語話し言葉コーパス1(初対面・友人、雑談・討論・誘い)』を統合、拡充し、一般公開した。(http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/usamiken/btsj_corpus.htm
  2. 文字化入力支援・自動集計システムの機能拡張・精緻化 ⇒「BTSJ入力支援・自動集計システムセット」を更新し、完成させた。
  3. 会話に関する情報(場面、人数、内容、話者同士の関係等々)のデータベース化(情報検索・抽出システムの構築)⇒データベースの「作業用」の部分の設計を完了させた。
  4. リソースの一元化にかかわる作業 ⇒これまでの既存のデータを、データベース化に合わせて整理した。

自然会話リソースバンクの構築による世界的教材共有ネットワークの実現に関する研究

  1. 「自然会話教材作成支援システム」の開発⇒基本設計案の完成
  2. 自然会話教材の試作版の整備・拡充 ⇒今年度は、教材の試作と、海外研究協力者との教材試作の打ち合わせと依頼、テンプレートの精査・検討を行った。
  3. 全世界で共有できる自然会話教材のオンライン・ネットワーク化にかかわる予備調査(世界の日本語プログラムのカリキュラムや学生ニーズの調査など)。また、関連する語用論研究、コミュニケーション研究も各自行い、発表した。