今日のナイトライン、大体予想通りの項目が並びました。
タイガー・ウッズ選手の謎の多い交通事故。4人の警官をコーヒーショップで銃を乱射して、冷酷にも殺害したというワシントン州の事件。しかも犯人は逃亡中。
三つ目の項目はちょっと予想外。アメリカのオニオンという新聞で見出しをまず決めてから記事を書く、という変わった新聞。
タイガー・ウッズ選手がホームページに出した声明は実に注意深く言葉を慎重に選んだものでした。これはプロがつくったものに違いないと番組の中でのコメントにありましたが、確かにプロが書いたに違いないと思わせるようなよく練られた文章が並んでいました。一部をご紹介します。
Although I understand there is the curiosity, the many false, unfounded and malicious rumors that are currently circulating about my family and me are irresponsible. The only person responsible for the accident is me.
このAlthough で始まる文章、長い一文ですし、主語がやたらと長い。althoughではじまる部分は前置きであって、その後に来る、多くの、、、、家族と私にまつわるうわさ、が主語。
わかりやすく訳すとするとこうなるでしょうか。
私や家族について根も葉もない意地の悪いうわさがありますが、まったく無責任なことです。事故についてはいっさいの責任は私にあります。
私も夜中の2時過ぎに車でどこに行こうとしたの?とこの事件、個人的にも興味がありました。
さて、三つ目のリポートを主に担当したのですが、実に面白い話でした。紹介します。
ABCのリポートは、アメリカは植民地時代からヘッドライン(見出し)によって歴史を刻んできた、としてThe Onion という新聞が出している見出しは例えば次のようなものがあるとします。
Black Man Given Nation's Worst Job
黒人は国で最悪の仕事をさせられる
これはオバマ大統領の当選を受けて出たヘッドラインですが、この新聞
America's finest news source アメリカ一番のニュース情報源と自称していますが、さらにABCレポートはこう指摘。
happens to be the only national news source with the luxury of writing the headline before the story
記事を書く前にまず、見出しを決めてからというのは確かにこの新聞くらいなものでしょう。
joke を journalism にしようというコンセプトで出来ている新聞なので、例えばこんな例が飛び出します。
INS Deports Lou Dobbs
移民帰化局、ルー・ダブスを強制送還
CNNのキャスターをしている移民大嫌いのキャスターであるルー・ダブスをとりあげています。アメリカ人ならCNNでおなじみでしょうけど、これを日本の視聴者に知らせようとするのは至難のわざ。
さらに、ジョークとはいえ、
Lou Dobbs, born Luis Dominguez
ルー・ダブスは(実は、、、)移民だったというおちがついているのは、大いに笑えます。
こういうジョークを新聞にしているものが大いに受けている、というのもアメリカなのでしょう。