このところ、通訳者の間で話題になっているのがノースウェスト航空のパイロットの一件。コックピットにパソコンを持ち込んで、互いに作業に熱中していたあげく一時間以上も空港の管制官への連絡を怠り、あげくのはてに便の到着が2時
間以上も遅れたという話。その熱中していた作業とはなんだったのか。
ある放送通訳者からの情報。なんと勤務表の希望を記入するのに、その記入のしかたがどうやっていいか、わからない、というので互いにどうやったらいいのか、かんかんがくがくだったのだとか。しかし、それもデルタとノースウェストとの合併が発表されたからだったのだとか。デルタはその後で、こういう事件をおこしたパイロットは雇わない、と言うことになったので、結局、この問題をおこしたパイロット達が苦心して記入しようとした勤務希望表は出さなくてよいことになったのでしたが、、、
何だか、日ごろ勤務希望表を出している身としては身につまされる話でした。
今日のABCワールドニュースでもこのノースウェスト航空の件が出てきて、結局、問題のパイロット達の免許は取り消し、になったそうですが、番組で問題にされたのがプロ意識とは何か、という点でした。これも身につまされる話題でし
た。
いわく、プロ意識とは、「明るくて雰囲気がよくて話がしやすい職場と、いい加減な勤務態度で問題がおこる可能性のある職場、の違いがわかるということ」。
この意見は、ある航空関係の雑誌記者の意見として紹介されていました。またABCレポートによると、3年前におきた墜落事故では、パイロット達がdogs, kids, jobs 「犬、子ども、仕事」の話に打ち興じていてあげくのはて、違った滑走路から離陸し、事故になったというのです。
犬、が子どもよりも先にでてきているところに愛犬家としてはちょっと惹かれるものを感じてしまいましたが、、、
いずれにせよ、雑談もできないような職場では息が詰まりそうとはいうものの、雑談に打ち興じて本務を忘れてはならない。当たり前ですが、プロと言われる職業には職業倫理が大切と痛感しました。