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CNNj at JCTV

ニュースにとりあげられる話題は、自分が得意なことばかりではない。映画やエンタテイメント系はからっきし、だめでも、ニュースにでてくることは意外に多い。さらに語呂合わせなどが入っているともうどうしたらいいか、と考えねばならないことが満載。

play on words つまり言葉あそび、これこそ、通訳のときにいちばん扱いがやっかいです。たとえば、「ボラット」という映画で大当たりした俳優サシャ・バロン・コーエンの新作「ブルーノ」についての紹介の文句です。前作では毛深かったのにロンドンにこの映画の紹介のときに現れた彼は、バッキンガム宮殿の交替式で有名な近衛兵の制服をアレンジしたセクシーな衣装で登場。

Bearskins and barefaced cheek? But has Bruno gone too far?
熊の毛皮の帽子にツルツルに剃った頬、「ブルーノ」は、やりすぎ?

近衛兵が被る帽子は動物愛護団体の反対にもかかわらず本物の熊の毛皮で出来ており、ひとつ十数万円以上もする高価なものだとか。

bear とbare の発音は同じく「ベアー」しかもBruno と同じくb で始まる単語を選んでいるので頭韻を踏んでいますが、これを同じ効果が出るように日本語で再現するのは至難の技です。

結局、ただそのまま意味を伝えることしか、できず。

今日の映画関連の話題で意外、かつ面白かったのがこれ。

ハリウッドにひっかけて、映画製作が盛んなインドのボンベイ(いまはムンバイという名前に変わっていますが)のことをボリウッド、といいますが、さてナリウッドとはどこでしょう?

実はこれナイジェリアのことなんだそうです。

アフリカの大国ナイジェリアは映画大国でもあるのですね。
オンラインで検索してみたらちゃんとナイジェリアの映画産業のことをいう、と出ています。それにしても、こういう言い方ができるというのはいかに映画の都としてのハリウッドが偉大であるか、のあらわれでしょう。

今日のニュースでとても納得のものもありました。

Do you think your city is the best place to live in the world? Let's
see if "Monocle" magazine agrees.

The latest issue ranks which cities are tops for quality of life.

This year's number one is Zurich.
Highly rated for its housing, public transport, airport, cinemas, lake
and diverse population.

ということで、モノクル誌で、チューリッヒが世界でいちばん住みやすい町に選ばれたというニュース。

ちなみに2位以下はこうなっていました。

In a tight race last year's top city Copenhagen dropped to second.

僅差で去年のコペンハーゲンは今年、2位に落ちました。

Tokyo, called the "world's most liveable megalopolis" finished third.

東京は世界で最も住みやすい大都市、といわれていますが、3位に入っています。

人口が多すぎるの、ラッシュアワーがすさまじいのと悪口をいわれますが、私はやっぱり東京が好きなのでこの結果、素直に嬉しかったです。

Followed by Munich, which finished in the top spot in 2007.

あとにミュンヘン、2007年に一位だった街、

And Helsinki rounds out the top five.

それにヘルシンキ、以上がトップファイブでした。


と、この5都市は全部行ったことがありますが、いずれも納得でした。

ついでに、25位まで気になったのでみたところ、ヨーロッパとオーストラリア、それ以外ではカナダのバンクーバーと日本の京都と福岡がはいったのですが、他もほとんど行ったことがあるところばかり。やっぱりヨーロッパ中心であることと、何とアメリカの町はひとつもはいっていないのが印象的でした。犯罪率の問題があるようです。

あともう一つ、今日とても意外だった話題があったのでそれもご紹介しましょう。
トーク番組、ラリー・キング・ライブでのこと。

今までまるで批判らしきものがなかったオバマ大統領ですが、ここにきてコメディアンのビル・マーが次のような批判をHBOの自分の番組でこう述べました。

Sorry, folks, but this president is not fighting for real health care
reform. It's nibbling that leaves insurance companies still running the show.

And the banks. The banks that brought us to financial ruin and then got bailout money are laughing at us about how easy it was to get back to business as usual. This is not getting the job done and this is not what I voted for. This is why I don't want my president to be a TV star.

テレビでスターになるために大統領に選んだのではない、ほんものの改革をしてくれるはずだったのに、という思いがにじみ出ている感じがします。

確かに、いま難題の医療保険改革にかかっていますが、医薬品企業の力が強いところはなかなか、切り崩せない。

それに金融危機のもとを作った銀行を公的資金で救済しすぐに許してしまっている、という批判も当然のようにも思えます。

確かに、やれ子犬を飼った、やれホワイトハウスの菜園で野菜が取れた、と言っては大統領夫妻はテレビで大々的に取り上げられて国民的スターです。難しいものです。

英語でいうなら、he's got a lot on his plate

やることが山積している

という状態です。

あとやはりこの日のラリー・キング・ライブでの話題の中心はイラン情勢でした。

イランの現状を20年前の天安門事件となぞらえる向きもあります。ラリーに代わってこの日司会をしていたウルフ・ブリッツァーの言葉。

Or will it be the beginning of the end of this regime?

答えるのは民主党のストラテジストのジェームズ・カービル。

I think that this is. I don't know if it's kind of Churchillian- he had
the beginning of the end, the end of the beginning or something like this.

終わりの始まり、はてまた始まりの部分の終わり、と言っていますが、
Churchillian
これは最初にこの言い回しを言ったのがチャーチルだったからで
すね。

「終わりの始まりか、いや始まりの部分の終わりなのか」というのは他でもときどき、みかける表現ですがここでも使われていました。

なお、イラン情勢についてはまだまだ目が離せませんが、ちょうど30年前のイスラム革命を思い起こし、体制が大きく変わる前触れと言う意見もありました。

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2009年06月18日 23:43に投稿されたエントリーのページです。

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