今日は一番。予想通り一番の話題はなんと言ってもアメリカの自動車メーカーの
再建策についてでした。アメリカの自動車業界に対して、オバマ大統領が厳しい
言葉をあびせた、というニュース。確かに、GMのワゴナー会長は辞任をよぎな
くされました。しかし、たっぷり年金をもらうということに割り切れない思いの
人もいるでしょう。
もっとも、オバマ大統領の厳しい言葉は
gussied up with supportive words
応援する言葉で飾られている
というふうに伝えられていました。
gussy up
めかしこむ
という意味ですが、この文脈では「飾られている」ということでしょうか。
さらに、
auto industry's problems were papered over
というふうに伝えられていました。
papered over
これは隠す、という意味ですね。面白い言い方だと思いました。
今日は、BS世界の扉で、高橋キャスターがチャーリー・ギブソンにインタビュー
したものを伝えていたので、同時通訳部分がはじまるのが遅くなり、同時通訳で
伝えるところは少なかったのですが、時差通訳部分でも実に面白いリポートがあ
りました。
私が担当したところでは、ニューヨーク州オルバニー近くの下院議員の小さな選
挙区で、あたかもオバマ大統領の再選の選挙か、というくらいに民主、共和両党
の候補の間で、地域の問題ではなくアメリカ全国の問題が選挙の争点になってい
る、というリポート。
次に、他の同僚が担当したところですが、マッケンジー医師の伝えた心臓病に画
期的に効くかもしれない薬のリポート、伝えるフレーズはこれ。
a little pill that could
a Little Engine that Could
という名前の絵本がありますが、そのもじりですね。
「がんばる小さな機関車」とでもいえばいいでしょうか。
それになぞらえるなら「頑張る小さな錠剤」か。
それと今日、びっくりのリポートがこれ。
President Obama is becoming an English teacher in Japan, or at least his
speeches are...
と、オバマ大統領のスピーチを使って日本で英語のレッスンが行われている、と
いう話題。
流れたフレーズはおなじみのものが多かったです。
Hello Chicago
これは、勝利演説の冒頭の部分ですね。
Hope in the face of uncertainty...
これは、2004年の民主党党大会のときの the Audacity of Hope 演説ですね。
Through hard work and perseverence...
これも、聞いたことのある一節。
このABCリポートのリード部分であったように、
Imitation is the sincerest form of flattery
模倣は最も忠実なお世辞
という言葉もあるそうです。
オバマ本が日本では60万部も売れたこと、オバマTシャツ、オバマ・バーガーま
で販売されている、またある英語学校では、オバマスピーチを一行ずつ、そっく
りジェスチャーやイントネーションも含めて、全部暗記させることで、英語をお
しえているというのが紹介されていました。
こういうのがニュースになる、というところもすごい。