CNNjの放送、昨日のイブニングニュースの放送通訳で感じた事がいろいろ、出てきました。
まずは、ダシュル氏が厚生長官指名を辞退したことについてのオバマ発言。
新聞各紙もみましたが、「大失敗」「悪い間違い」としているものが多かったです。
screwed up
bad mistake
いずれも口語的な表現ですが、なんとなくしっくりしないです。
また、キャスターもオバマ政権が早くもまだ2週間しかたっていないのに
make or break
正念場
にきている、としていました。
そういえば、昨日のCBSイブニングニュースでも、ケーティ・クーリックとのインタビューが放送されていましたし、ちょっと前ですが日経CNBCでも、1月7日のCNBCとの独占インタビューが放送されていたのをみても、このところメディア各社とのインタビューが異様に多い印象ですが、なんと、今日CNNのキャスターがいっているのを聞いたところ、この一週間で5回だそうです。
昨日のケーティ・クーリックのつっこみも、
during the campaign you talked the talk but now it seems you are not walking the walk
選挙運動中は有言実行といったけど、いまはそうではないのでは
と、意地悪い感じのものでしたし、いま、むしろ共和党が
cherrypicking the stimulus plan
景気対策のいいとこどりをしている
という状態でむしろ有利になっているなか、本当に早くも試練というのは間違いなし。
put cap on executive pay
これは
役員報酬に上限を設ける
と、訳出すればよいのだと気づきました。
この関連のニュースで興味深かったのはJALのトップが、市営バスで職場に通い、社員食堂で食事をしている、アメリカの企業役員のなかには2億ドルの報酬を得ている、というのに驚いた表情でCNNのインタビューにこたえているリポートです。
なんでも、政府の支援を受けている企業のなかでも
450億ドル得たシティグループは、トップが310万ドル
150億ドル得たBOAはトップが2000万ドル、
90億ドル得たGMのワゴナー会長は1400万ドルもらっていたというのですから。
オバマ大統領の苦闘はつづきそう。
景気刺激策については、
I don't piecemeal the plan
対策をぶつ切りにはしない
と、大統領はいっていますが、どうも夜ってたかってあちこちから批判がでてきていますので、たしかに make or break
先ほどと違う訳出をすれば
「いちか、ばちか」、
の状態にあることは間違いありません。
企業役員報酬についても、
rising tide of anger
市民のあいだからも
怒りが高まっている
という報道がありました。
しかし、この良くも悪くもマスコミの大騒ぎのなかでほっとする、マスコミのおかげという良いニュースもあります。
CNNが就任式報道のときに、ケニアからきたコーラスグループとしてとりあげたグループのことです。
Kenya Boys Choir
というこのグループ、就任式報道で3回登場したのがある大手レコード会社の目に止まり、ケニアにもどるとき、ロンドンのヒースロー空港でレコード会社と契約して、レコードをだすことになったとか。
こういう明るい話題はいいですね。
しかも、すばらしいのはこの合唱団は学校の成績もよくないとはいれない、というルールがあって、教育もしっかりとおこなっているそうです。
いい話でした。