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2009年02月 アーカイブ

2009年02月03日

CNNヘッドラインニュース

NHKでのお昼のCNNヘッドラインニュース、久しぶりに担当。今日は二番。
今日はまず、朝節分の豆まきを形ながらもやってきた。やはりこういう伝統を少しでも残しておくのはいいことなのでは。と思っていたら、1番目を担当した人のニュースのところで、
ground hog day のことをやっていました。

woodchunk が自分の影をみることができたら、あと数週間冬が続く、みえなかったら貼るの訪れが近い、というもの。

いま、季節の節目ということでは共通するものを感じます。

そしてもうひとつ、ニュースでひしひしと感じるのが不景気の足跡。

しのびよるインフレ、という言葉がありますが、そうではなくて「しのびよる不景気」という感じです。
フロリダ州マイアミの消防署で、35人の募集をしたところ、基本給が4万7千ドルで諸手当もついている、ということで金曜日の夜から何千人もが列をなしたというのです。

考えさせられました。

2009年02月04日

CBSイブニングニュース

久しぶりにこの番組を担当。

予想通りトップはダシュル氏が厚生長官の指名を辞退したというニュース。これで指名を辞退した政権幹部は3人目。大統領は当初、ダシュル氏を擁護して予定通り就任させる意向だったと伝えられていた。ここのところ、政権への風当たりが強くなっている。

I screwed up. I made a mistake.

という発言、

「失態を演じました。間違いをしました」

と訳しましたが、この訳も人によっていろいろとあるかなと思いながら放送通訳にあたっていました。

次の項目は景気刺激策について、下院はかけつしたものの上院ではむしろ、あとからケチをつける立場の共和党のほうが有利に論争を展開していて、なかなか大統領は苦しそう。

それで、政府の助成金を得ている企業の幹部のあまりの高額報酬ぶりに怒りをぶつけて、ガス抜きをはかったか、というのがその次の項目でしたが、幹部のもらえる報酬に上限をもうけようとの案。また、株式の形で報酬をもらえるとしたら、全部株主や政府に対する責任を果たしてからにすべきだ、というこれもまっとうな主張。

あまりにあたりまえのことのようだけど、日本のように企業のトップがもらう報酬と初任給の割合の格差が少ない国はめずらしいと言われる一方で、アメリカの企業の高額給与はけたちがい。政府の援助に頼るようになっても、まだ高給という考えを捨てきらないのはアメリカ型資本主義ともいえるし、成功をした人が求める態度ともいえる。

しかし、大統領のいうように

should not be rewarded for failure

失敗したのに報酬を与えられてはならない

このあたりまえのことを言わねばならない、これもアメリカなのだ、と思いました。

次は、ジョージア州でのサルモネラ菌におかされたピーナツ工場の内部告発者のリポート。

出てきたアフリカ系アメリカ人の人の発音は??なんとも聞き取れません。このとき、画面に字幕がでて「ゴキブリが這っているような工場だった」というのがわかって、ようやく訳出ができました。やっぱり、アメリカ人も聞き取れない英語なのですね。

最後のリポートにでてきた、かつてNYでまだツインタワーといわれた世界貿易センタービルが二つ、並んで立っていたときに、その間を綱渡り8往復したというフランス人の英語も、これもまた、アメリカに30年は住んでいるというのに、完璧フランスなまり英語でした。

やっぱり、なまりはとれないのでしょう。
妙に納得でした。

2009年02月05日

CNNj at JCTV

CNNjの放送、昨日のイブニングニュースの放送通訳で感じた事がいろいろ、出てきました。

まずは、ダシュル氏が厚生長官指名を辞退したことについてのオバマ発言。

新聞各紙もみましたが、「大失敗」「悪い間違い」としているものが多かったです。

screwed up
bad mistake

いずれも口語的な表現ですが、なんとなくしっくりしないです。

また、キャスターもオバマ政権が早くもまだ2週間しかたっていないのに

make or break
正念場

にきている、としていました。

そういえば、昨日のCBSイブニングニュースでも、ケーティ・クーリックとのインタビューが放送されていましたし、ちょっと前ですが日経CNBCでも、1月7日のCNBCとの独占インタビューが放送されていたのをみても、このところメディア各社とのインタビューが異様に多い印象ですが、なんと、今日CNNのキャスターがいっているのを聞いたところ、この一週間で5回だそうです。

昨日のケーティ・クーリックのつっこみも、

during the campaign you talked the talk but now it seems you are not walking the walk

選挙運動中は有言実行といったけど、いまはそうではないのでは

と、意地悪い感じのものでしたし、いま、むしろ共和党が

cherrypicking the stimulus plan

景気対策のいいとこどりをしている

という状態でむしろ有利になっているなか、本当に早くも試練というのは間違いなし。


put cap on executive pay

これは

役員報酬に上限を設ける

と、訳出すればよいのだと気づきました。

この関連のニュースで興味深かったのはJALのトップが、市営バスで職場に通い、社員食堂で食事をしている、アメリカの企業役員のなかには2億ドルの報酬を得ている、というのに驚いた表情でCNNのインタビューにこたえているリポートです。

なんでも、政府の支援を受けている企業のなかでも

450億ドル得たシティグループは、トップが310万ドル

150億ドル得たBOAはトップが2000万ドル、

90億ドル得たGMのワゴナー会長は1400万ドルもらっていたというのですから。

オバマ大統領の苦闘はつづきそう。
景気刺激策については、

I don't piecemeal the plan

対策をぶつ切りにはしない

と、大統領はいっていますが、どうも夜ってたかってあちこちから批判がでてきていますので、たしかに make or break

先ほどと違う訳出をすれば

「いちか、ばちか」、

の状態にあることは間違いありません。

企業役員報酬についても、

rising tide of anger

市民のあいだからも

怒りが高まっている

という報道がありました。


しかし、この良くも悪くもマスコミの大騒ぎのなかでほっとする、マスコミのおかげという良いニュースもあります。

CNNが就任式報道のときに、ケニアからきたコーラスグループとしてとりあげたグループのことです。

Kenya Boys Choir

というこのグループ、就任式報道で3回登場したのがある大手レコード会社の目に止まり、ケニアにもどるとき、ロンドンのヒースロー空港でレコード会社と契約して、レコードをだすことになったとか。

こういう明るい話題はいいですね。

しかも、すばらしいのはこの合唱団は学校の成績もよくないとはいれない、というルールがあって、教育もしっかりとおこなっているそうです。

いい話でした。

2009年02月10日

ABCワールドニュース

今日のトップは通称A Rod といわれるアレックス・ロドリゲス選手の禁止薬物使用。しかし、このトップ部分はほかのテレビ局の権利映像で放送できないため、アメリカの景気対策法案など経済問題がトップになりました。

私は今日は3番だったため、生同時通訳のほうでは今週のシリーズであるというアフガニスタンでの状況のリポート、それと時差通訳のほうでは、環境にやさしいエネルギーを考える企業家のリポートでした。

それぞれ、訳出をどうしようかと考えさせられる表現がいくつもあったので、順にみていきましょう。

Where Things Stand: Afghanistan in Turmoil
というタイトル。
Martha Raddatz 記者のリポート。

>From the back alleys of Kandahar to the mountains of the Hindu Kush to the streets of Kabul,

で始まっていて、ABCの世論調査をこういうところでとった結果、アメリカに対する反発の気持ちが高まっている、と報じていますが、このように K

で始まる地名を重ねているところも工夫だとおもいますが、通訳ではなかなか、その音の面白さはでない。

「カンダハルの町の片隅からヒンドゥクシュ山のふもとまで、またカブールの街角でも、、、」
全部、カ行の地名ということだけでもわかればよしとするべきか。

Lailoma Karimi, 35, lives in a primitive but spotless home in Kabul with her husband and three children.

35歳のカリミさんは、カブールの粗末ながらも掃除のいきとどいた家に夫と子ども3人と暮らしています。

primitive but spotless

ここをどう訳出しようかと考えましたが、上記のような感じ?
粗末なつくりで決してぜいたくではないけど、こざっぱりと手入れが行き届いて快適、というイメージでしょうか。この言い方で、よく家事にせいをだすアフガンの女性の姿をあらわしたいのでしょう。掃除がまったく行き届いていない自宅のみならず研究室に棲息している私としては耳が痛い、、、

時差通訳でおこなった環境にやさしいエネルギーを使う企業家の話題。
いちばんのヒットは500ドルの太陽光を使った扇風機で、ハワイやカリブ海諸国で大ヒットというのですが、レポートの最初の出だしはこういう言葉でした。

In the grand white barn green with ideas...

white というのと、
green の対比ですが、グリーンで環境に優しいというアイディアをすでに出しています。

大きな白い納屋に、環境に優しいアイディアがいっぱいつまっています。

と、しました。

この企業家は、インディアナ州を訪れたオバマ大統領とじきじきに話をすることもできたそうですが、失業が深刻なインディアナ州でなるべく地元の供給業者を使おうとしているそうです。その模様を説明するなかでこういう言い方がありました。

For this region it can't happen soon enough.

soon enough というのは、失業で雇用を切実に必要としている地域にとっては、まさに待たれていたような急成長ビジネス、というニュアンスと解釈しました。

この地域にぜひ、必要な急成長ビジネスです。

the growh is at 45 degrees angle

成長グラフが45度の傾きを示す急成長です


というのですから、すごいです。

そして、最後にこの企業家がいったこの言葉。飛行機の窓に顔をおしつけて、自分の住むところを空から住むのが好きだというのですが、次のようにいっていて、あきらかに映画の題名からの引用です。

This is my Field of Dreams.

これが私のフィールドオブドリームズ、夢の舞台です。

あえて、映画の原題を残しました。

これは、
If you build it they will come

という夢のお告げを聞いて、とうもろこし畑のなかに野球場を建設した、という夢のような、しかし実話をもとにしたという有名な台詞のある映画からですね。

この台詞まではこのリポートに引用されていませんでしたが、おそらくそこまでも包括したつもりのリポートだったのだろう、と解釈しました。

人間は記憶のなかから関連する情報をよびさましながら、記憶との連鎖で聞いている言葉を理解している、とおもいます。そうなると、同じような記憶を共有していない視聴者の場合には、同じようなイメージを共起させるためには、どうやってその記憶も共有させることができるのか。しかし、通訳者が「このリポーターは記憶の共起をねらっているに違いない」という自分の解釈を視聴者におしつけていいものか。

このあたりがいつも迷うところです。

水野的先生講演会:「通訳翻訳研究の過去・現在・未来」

東京外国語大学国際コミュニケーション・通訳専修コースでは日本通訳翻訳学会副会長の水野的先生をお招きし、「通訳翻訳研究の過去・現在・未来」というタイトルで講演会を開催します。

日時:
2009年2月15日(日)13:30~15:30 同時通訳(日・英)付

場所:
東京外国語大学 研究講義棟1階 101教室
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1 (西武多摩川線多磨駅から徒歩約5分)

タイトル:
「通訳翻訳研究の過去・現在・未来」

ゲストスピーカー:
水野的先生(日本通訳翻訳学会副会長)

*本講演会では、本コースを修了する学生による英語への同時通訳が付きます。
*参加費無料、事前登録必要なし

皆様のご参加をお待ちしております。

2009年02月11日

CNNj at JCTV 同時通訳ブースから

今朝、原宿のテレビ局に向かうときそうか、今日は建国記念日だった、とのんびりと考えた。そういえば、今年のお正月はめずらしく明治神宮におまいりをしなかった。
あまりに忙しくて、毎年慣行にしていたおみくじをひいていない。

今日、帰りに寄ろうとぼんやりと考えながらテレビ局にいくと、breaking news がはいっていた。イスラエル選挙の結果、少差で追っていると伝えられていた「カディマ」前進)がリクードを抑えて優勢、という出口調査結果が出ている。

労働党と、「わが家イスラエル」がそれを追う展開。
パートナーと、「わがいえイスラエル」という読みでよかったのだっけ?などと
確認しながら、ともかく同時通訳を開始。人のことはいえないけど、ヘブライ語
のところは英語への同時通訳がついているのを「やっぱり同時通訳はわかりにく
いね」(人のことは言えないけど)といいながら。

そうこうするうちに、リクードのネタにエフ党首、カディマのリブニ党首、両方の演説がはいる。

結果はリブニ演説のすばらしさに感激。

オバマばりと思われるところがいくつもある。

hope change

faith
future
responsibility

importance

trust

という言葉がちりばめられていた。

you did it not for me but for the state of Israel

というのもどこかで聞いたような、、、

最後に夫への感謝の言葉。

25years ago when I embarked on this path...

I would like to thank my husband the foremost.

と、すべてを夫に感謝という言葉だった。

2009年02月13日

テレビ番組のご案内

手前みそなのですが、2月9日月曜日放送の「英語でしゃべらナイト」オバマ大統領の就任演説特集に、ゲストの一人として出演していました。

今日、再放送がありますのでよろしかったらみてください!
英語でしゃべらナイト
また、来週の「英語でしゃべらナイト」

こちらも必見です。

今度は「アナウンサーの英語」

通訳者にとって、デリバリーの向上のためにもアナウンサーの技術を勉強するのは本当に大事なことだと常に思っています。

こちらもぜひ、ご覧ください。

2009年02月14日

ABCワールドニュース

昨日は13日の金曜日。どんなにbad luck があるかと内心(キリスト教徒でないのに)ひやひやしていましたが、なにごともなく過ぎました。

さて、今日はバレンタインデー。チョコレートが売れるという以外に、景気にとって何かいいことはあるのだろうか、とぼんやり考えながらNHKに向かっていたら、いいことはありました。

松涛に住んでいる顔なじみのご婦人が三頭のシープドッグを連れてお散歩中。私の顔をみると、この三頭の犬は2頭は灰色、一頭は茶色の毛が長く顔にかかっていますがかけよってきて、みな愛想のよいこと!そういえば、どこかの総理も「犬には好かれる」と発言されていましたが、私もこのように朝から毛むくじゃらのファン?に囲まれると、とても嬉しい気持ちで仕事に向かえます。

犬といえば、少し前のことですが10歳のサックス・スパニエルが権威あるドッグショーであるウェストミンスター・ドッグ・ショーで優勝した、というニュースがはいったとき、犬好きの私は思わず身を乗り出しました。

実はこの犬、Stump は5歳前に原因不明の病気をして、もう再起不能と思われたところからの回復だったのだとか。

キャスターのコメントが面白かった。

So, you can teach old dog new tricks.

おなじみのイディオムが出ていましたが、そのあと、「いやあ、実はハリウッドにいって俳優になるのが夢なんだけど」といったら、

別の女性キャスター

If you can keep your coat shiny and teeth white...

毛づやをよくして、歯を白く保てれば大丈夫よ。

と言ったのが面白かった。

そう、犬の毛が何色、というときでも

It's coat is white

のように、coat を使います。このあたり、ぱっと英語にしようとしても出ないかもしれない。

さて、今日の話。
ABCワールドニュース、今日は予想どおり悪天候によると思われる飛行機事故がトップでした。同時通訳の部分はほぼ、それで終わりましたが、あとは景気対策法案がようやく可決したことや、アメリカでの不景気に対応して教員が、ワークシェアリングをして仕事を失わないですむようになったという話題など。

ここは私が担当したところではなかったのですが、こんなことわざがでました。

It's better to light a candle than to curse the dark.

暗闇を呪うよりもろうそくをともしたほうがよい。

これは中国の言い伝えだというのですが、こんなのありましたっけ?

一緒に入っていた同僚は二人とも会議通訳もする通訳者でしたが、終わった後このことがちょっと話題になりました。

これは日本のことわざだけど、、、

と、引用されているものが全然聞いたことがないこともある、こういうことってあるよね、という話を三人でしました。

もとのことわざが、何か伝わっているうちに若干違った形になってそれがまた引用される、ということもけっこうあるように思います。

さて、また最後は犬の話題。
犬を連れた人には、帰りにもあいました。今日は犬についている日だったようです。もう14歳だというシベリアンハスキーの花子ちゃん、アンディを連れているときにあったことがあったので、お互いに「アンディのママ」だったり、「花子ちゃんのお母さん」だったりで、名前は知らない。子どもが小さいときに公園で遊ばせているときと同じです。

2009年02月15日

水野先生講演会

少々風は強かったもののよい天気に恵まれた東京。2月としてはとても暖かい日でした。
一年前から企画して学生とともに準備を重ねてきた、水野先生の講演会。

どのくらいの方が来てくださるか正直最後まで不安だったのですが、100名を超える方が101に来てくださいました!

アラムナイ担当の浦田先生がご挨拶をしてくださるということもよかったですし、外語会からきてくださった方にもお会いできました。懇親会にも多くおいでいただき、本当にありがとうございます。

ご講演内容についてはこのブログとリンクをしている外語大の国際コミュニケーション・通訳コースをぜひご覧ください。

通訳翻訳研究についての最新の知見や今後研究したいという人のために多くのヒントが得られただけではなく、実践との関係についての質問も多数、会場から出て本当によい講演会になりました。

2009年02月17日

修士論文審査

2月16日・17日二日間にわたり毎日5名づつ、修士論文の審査にあたりました。

本学の国際コミュニケーション・通訳コースの通訳実践面での総決算が昨日の講演会での同時通訳だとしたら、この2日間は大学院での研究面での総決算。

特化一期生5名がはじめて修士を修了するという画期的な年にもあたっています。

それぞれ意欲的にとりくんだ成果が示されることとなり、本当にうれしく思いました。
審査委員会にはいってくださった私のほか、2名の先生方にもお世話になりましたが、そのおかげで無事に審査を終了することができました。

あとは、2月19日に修了する学生がそれぞれの研究成果を発表し、それを次に最終学年になる学生が英語へ逐次通訳するという報告会をおこなえば、大きな行事はすべて終わります。あともう一息、みなで力をあわせてやっています。

2009年02月18日

ブルームバーグ

オバマ大統領が「大統領の日」までに自分が署名できるように、という目標でなんとかまとめた景気対策法案を法律に署名したというのに、株価は大きな下げ。

ブルームバーグの経済ニュースはいつも時間が限られているなかで情報をどのように簡潔に、ポイントをまとめて伝えるのかがポイントとなるのですが、今日はまず株価が大きく下げたということ、さらにどこのセクターも値を上げたところがなかった、というところがポイントでした。

今日は2番目だったのですが、この表現。
値を上げたところがない

There were no advances in the market.

これがポイントの一日。

結局市場はなかなか、対策がでただけでは評価しない、という冷徹な現実。

2009年02月19日

CNNj at JCTV

オバマ政権に対する期待がますます高まっているので本当にたいへんだろうと思います。

オバマ大統領は住宅所有者が差し押さえにあわないですむような救済策を考えていますが、不動産市場は世界的な冷え込み。

中国でも不動産価格が値崩れしているというニュースがありました。

でも、同時にこんな情報も。

What's the most expensive city in the world to buy a home?
According to the Global Property Guide, Monte Carlo is number one.

And more than twice as expensive as the number two city on the list, Moscow.

London runs a close third.
Followed by Tokyo and Hong Kong.

At number six, New York is the only US city on the list.
Paris, Singapore, Rome and Mumbai rounds out the top ten.

more than twice expensive
二倍以上の価格

runs a close third
僅差で三位につけている

rounds out the top ten
以上が10位まで


というような言い方、覚えておくと便利でしょう。

オバマ大統領、初の外遊先としてカナダにいきますが、CNNで伝えられたカナダのオタワ在住の男性の期待の声。

Everything he touches is going to be golden so hopefully that includes touching Canada.

触れたものは何でも金になるので、カナダもぜひあやかりたい。


とでも、訳せばいいでしょうか。
それにしても、ミダス王になぞらえられるとは。
またこういうふうにギリシャ神話がニュースに何気なく登場することもあるのですね。

それと今日、思ったのは地名を伝える難しさ。

ドイツにあるGMの子会社OPEL は不振に陥っていますが、Bochum
が生産の中心。ということで、この

Bochum

の様子がリポートされたのですがこれは何と発音?

CNNのリポーターの英語で聞くと「ボーフム」という発音。

ですが、待てよ、たしか大学でのドイツ語学科の友人がこの町の大学に留学したとき、「ボックム」と言っていたな、と思い出してそうニュースで伝えたのですが、あれ?あとでネットで調べたらやっぱり「ボーフム」で出ているほうが多かった。個人的な知識が役立つこともありですが、違うこともありえます。

その後、友人にメールで確かめたところ「ボッフム」が正しいのだそうです。

2009年02月21日

CNNj at JCTV

大統領の施政方針演説を24日に控えて、CNNの世論調査結果が出ましたが大統領に対する支持率が下がっています。

しかも党による差が大きい。
民主党は前の週の96パーセントから92パーセントにダウン、しかし共和党のほうは50パーセントから31パーセントにダウン。

株価は連日の下げで、下がるという単語の言い換えは今日のュースをみただけでもいくつも覚えられそうなくらい。

Stocks tumbled again on fears about the future of the US financial
system.

It's been a dismal day for stock markets in Europe.

In London, Paris, Frankfurt and Zurich markets took a beating.

Mining and banking shares fell sharply.

Anglo-American plunged over 16% as it prepared to axe 19,000 jobs.

と言う具合で

tumble
dismal
take a beating
fall
plunge

いずれも「下げ」ですがこんなにバラエティがあります。

明るい話題が欲しいと思うのは自然な成り行きかもしれないです。

アカデミー賞でいちばん話題はインドのスラムを舞台にした「スラムドッグ$ミリオネア」。明るい希望の持てそうな話が好まれるのかもしれません。

あとアカデミー賞で話題になっているのは、通常プレゼンターをコメディアンがするのに、今年はオーストラリアの俳優、XーMENなどでも知られるヒュー・ジャックマンがやることでしょうか。

2009年02月23日

ABC This Week

日は3番。大きな項目二つは、ひとつがカリフォルニア州のアーノルド・シュワルツネッガー知事とジョージ・ステファノプロス記者のインタビュー、もう一つが金融問題をめぐるラウンド・テーブルでした。

私が担当したところで興味深かったのは、アカデミー賞がまもなく発表になるというタイミングだったので、俳優である知事へどの映画が良いか、と聞いたことへの答え。

The Reader

「愛を読むひと」がいい、

The Wrestler
「レスラー」も

Mickey Rourke

ミッキー・ローク

の演技がすばらしいという答えでした。

こういうふうに映画の話題のときは邦題や俳優の名前の読み方に気を使います。

そして、政治映画のなかでいいと思うのはどれか、という問いにはこういう答えでした。

The Candidate

「候補者ビル・マッケイ」

これは知らない限り、調べなくてはわかりません。

次の金融ラウンドテーブルはそうそうたるメンバー。

Nouriel Roubini (New York University)
Suzy Welch (Business Week)
Paul Krugman (New York Times)

Nouriel Roubini 氏は 悲観的な見通しを述べていたのでDr.Doom という異名をとっている人です。私はこの対談で Suzy Welch さんの発言を担当したのですが、面白いなと思ったのは「金融問題をおこした根本的な原因は何か」という問いへの答え。

司会者は「住宅問題」あるいは「サブプライムローン」というような答えを期待していたようなのですが、彼女の答えは

It's like the Murder on the Orient Express.

まるで「オリエント急行殺人事件」のようなもの。


ご存知、アガサ・クリスティの小説で、エルキュール・ポワロ探偵が活躍する話ですね。1974年に映画にもなっていますし、確かBBCでポワロものシリーズのテレビ番組にもなっていました。結局、殺人者が一人ではなくて容疑者と目された人全員がナイフを突き刺したというお話でした。

この例え、面白いですね。
それに受け答えが実に当意即妙と思いました。
あと、こういうところに使われるくらいアガサ・クリスティは普及しているということでしょう。

CNNj at JCTV

日本時間では月曜日の午後、となるとアメリカ時間で日曜日の夜に発表だったアカデミー賞の発表がありました。

やはり予想通り、今日のCNNニュースもその話題が満載。

リポートの最初にキャスターが言ったのがこれ。

With tongue firmly in cheek, host Hugh Jackman kicked off the big show with a 'low-budget' opening number that fit, in a funny way, these hard times.

tongue in cheek

というのは、冗談を言うという意味のイディオムですが、いまいちアカデミー賞のオープニングをみていないとどうしてそう言ったのかがわかりません。

そのあと、リポートではジャックマンがこういっている部分がありました。

'Ladies and gentlemen, the Craigslist dancers!'

それで、あとになってから

the Craigslist dancers

を頼りにネットで検索してみたら、最近は本当に便利です。ネット上で動画がでてきてこの冒頭の部分がみられました。

確かに面白く、可笑しくたっぷり笑えるショーになっていたので感心。

やっぱり、放送通訳の仕事もインターネットで動画がアップできるようになってからはさらに調べるのが便利になったことは確かです。

そして今日も出てきたこういう本の題名からのもじり。

It was the Little Movie That Could and it did.

'The Little Engine That Could'

をもじっています。

この言い方、けっこう政治関係でも使われることがありますが「がんばる小さな機関車」とでもいえばいいのでしょうか子どもの絵本で

I think I can

と、蒸気機関車のシュシュポッポの音にあわせて読んであげるのが子どもは喜ぶ、というお話。

確かに元気がわいてくるような感じです。

日本語風にいえば「やればできる」「やればできる」という感じでしょうか。

まさに予想通りでした。

'Slumdog Millionaire' was best in show at the 2009 Academy Awards claiming eight Oscars.

しかし、次の部分

Anyone who's seen the movie will tell you it's inspirational.

inspirational

は、訳しにくい。

インスピレーションを与える

というより、これも

「元気をもらえる」
「刺激を与える」

くらいでいいのかもしれません。

それと、このことは知らなかったので興味深かったです。


Slumdog Millionaire was based on a book by an Indian diplomat.

スラムドッグ・ミリオネアはインドの外交官が書いた本がもとになっています。

元の本はタイトルは違いましたし、最初はあまり売れなかったそうですが、今度映画にあわせてこのタイトルで再度出版したとか。今度はよく売れそうですね。

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