エマヌエル?はてまたエマニュエル?
と、こう考えたのは表記の問題。
大統領主席補佐官にRahm Emanuel 氏が決まりましたが、はてこの名前はなんと読む?
ラームとラム、両方とも使われています。日経新聞はラーム、朝日新聞や産経新聞はラム。
名前のほうは、グーグル検索でヒットが多いのはエマニュエルでした。
さて、この名前をみて思い出すのは、、、
一世を風靡した「エマニエル夫人」。こちらはいちばん多いのは「エマニエル」でした。
こう書くと、年月の流れを感じさせますが読者のなかにはこの有名映画を知らない人や、これで一躍有名になったシルビア・クリステルを知らない人も多いのでしょうね。
オバマ政権の人事がだんだん固まりつつありますが、一つ言われているのは、
hit the ground running
の人材が求められているということ。
これはどう訳す?
即戦力
でしょうね。
これをみて、おおそうか、だったらいつもどう訳出しようかと思っている「即戦力通訳者養成」というプログラムにもこの訳出が使えないか、とおもいましたが
うまくキャッチフレーズにはできないので、無理。
今日のニュースで印象的だったのが、黒人の議員があらためてオバマ次期大統領選出について語っていたこの言葉。
These hands that I used to pick cotton now helped to pick a President
pick の掛詞であるのが訳出が難しいですが、次のようになるでしょうか。
かつて木綿を摘むのに使ったこの手を使って、大統領を選出したのだ。
また、今日のブレーキングニュースで入ったのが公聴会におけるアメリカ自動車大手三社トップの証言。
面白かったのがキャスターのリード。
they are car salesmen afterall
伊達に自動車のセールスマンをやっているんじゃない。
といったニュアンスでしょう。
政府援助なしに自動車産業を放置すると経済全般に悪影響が及ぶか、を訴えにきて、さらにデトロイトが崩壊すれば、アメリカの失業率が10パーセントに近づく、といっていますが、はて、いま懐が苦しいアメリカ政府からお金を引き出すこと
ができるかどうか。
250億ドルのつなぎ融資を求めています。
そこで、キャスターのコメント。これも何とも訳しづらい。
The US bailout seems to be turning into a 700 billion dollar Thanksgiving turkey that lawmakers can't decide how to carve.
アメリカの代表的なごちそう、
turkey 七面鳥を切り分けるのは、
cut
ではなく、
carve
であって、食卓で七面鳥を切り分けるのは一家の長である男性の役割とされています。
これを踏まえてどうやって訳したらいいのか。
はたと考え込みましたが、こんな具合でどうでしょうか。
アメリカの金融安定化法は7000億ドルの価値のある感謝祭の七面鳥のごとくであって、議員はどうこれを配分したらよいのか、考えあぐねています。
日本語だと「配分」でまあ、七面鳥と助成金の両方に使えるでしょう。