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2008年08月 アーカイブ

2008年08月01日

オーストラリア編

メルボルン大学へ。朝早くいって、昨日もできなかったメールチェックをさせてもらいました。3日近くメールを見ていないと何かと心配なこともおきているかもしれません。メルボルン大学は街中に近い場所にあるので、ひとしきり確認を終えたあと、ここに30年近く暮らしているという日本人の先生のアイディアで、イタリア人のやっているカフェへ。このメルボルンという町はギリシャ人とイタリア人が多いということで、そのせいもあってか、食事も美味しいという評判ですが、コーヒーは、本当に美味しいコーヒーでした。 そのあと、大学の特別食堂のようなところでランチ。swordfish (イタリア語だったらpesce spada、でまったく英語と同じですね)ところが日本語だとかじきマグロのステーキがたいへん美味。調子に乗って午後は発表があるというのに、デザートまで注文しました。オーストラリアの名物のひとつというsticky date pudding という、クリスマスのときに食べるケーキのようというものをいただきました。これをいただいたのは初めてですが、これもたいへん美味で満足。オーストラリアの名物ケーキと言うとレミントンくらいしか、知りませんでしたが、これで一つ守備範囲が広がりました。

午後のフォーラムも、たくさんの人(100名を超えていました)をお迎えし、モナシュ大学の先生、またメルボルンの先生もお一人ずつ交えながら、大変有意義でした。

こんなことをしていると日本に帰る日がもう迫っているのが名残惜しいです。メルボルンからシドニー経由で東京へ。ところがここで(今回はこういうハプニングが多いです)シドニーで国内から国際空港へ異動するのがわからず、迷子になりそうになりました。でも、飛行機はちゃんと待っていてくれました。これにて、懐かしかったオーストラリアの旅、あっという間に終了。

2008年08月03日

上海編

朝9時25分のJALで、羽田空港より出発。羽田から韓国と中国行きの便が飛ぶようになり、今回は上海にいくために羽田発とした。JALグローバルクラブに最近入ったおかげで、出発直前までラウンジで過ごすことができる。かねてからの打ち合わせのように、もぅ一つ別の国際便でくる先生と上海空港で待ち合わせ。 あいにく空模様が怪しいため、上海での空気はかなり悪いように見受けられたものの、私より若干後で到着した先生と無事にお会いすることができて、FITの会議が行われる国際会議中心(中心をセンターと読ませるのが面白い)の隣にたつ東方浜江大酒店(一応5つ星)へ。先生が空港にお迎えの車を頼んでくださっていたおかげで、30分もかからずにホテルに到着。日曜日のため交通量が少なかったこともありそうだ。空気があまりよくないのが心配。このあと、雨も降ってきた。空が暗いため、町も暗くみえる。それより何より、むっという感じの湿気がたいへん。

ホテルについたら、他にもすぐに到着した人たちが集まってきて、急遽、マッサージにいくことに。全身マッサージ60分というのをやってもらった。たった65元。タクシー代もホテルから比較的近かったことで、わずか11元。思いがけず、嬉しいマッサージだった。NHK衛星放送でごいっしょしていて、上海にご実家のあるCさんとホテルのロビーで3時に待ち合わせていたため、長居はせずにホテルに戻る。学会の登録に思いのほか、時間がかかるもののCさんのおかげですべて用事は片付く。

一緒に同行したある先生の友人で同じく上海にご実家がある先生が、6時半にホテルに迎えにきてくださり、上海にある一番古い北京ダックのお店にいくことになった。ただ北京ダックだけではなくて、非常にめずらしいとうもろこしのジュース(ちょっとポタージュみたいな感じだった)であるとか、菊の花のお茶、日本にはない青菜と白魚の炒め物、それになにより!しっとりして、たっぷりの汁がはいっている点心をいただく。そのあと、そういえば4年前に宿泊した国際飯店の前から、南京東路をそぞろ歩き。まだついたばかりだけど、家族へのおみやげにお菓子などを買う。初日から大変充実していた。ホテルに戻り、パソコンがつながったのが感激。こんなことで感激していてもしかたないのだが。

2008年08月04日

上海編

うって変わってよい天気となる。今日の午後は半日、上海をみてまわることにしている。午前中、基調講演を二件聞く。警戒が厳しいのにびっくりする。ホテルに入るのにも、国際会議場にはいるのにも、いちいちセキュリティチェックを通らねばならない。時計ははずし携帯を出し、さらにペットボトル入りの水は、一口飲んでみせねばならない。 午前中、まず開会式。非常に華やかな京劇のパフォーマンスがあり、感激する。基調講演を2件聴き、そのあとランチ。これもビュッフェだけどきわめて豪華。ただし、初日のため人数が非常に多くて、なかなか、食事ができなかったことだけが難点だった。午後は上海半日ツアー。上海はこれで3回目なので、主だったところはすでに行ったことがあるのだけど、せっかく今回国際会議にきたので、会議参加メンバーといっしょにツアーにいくのも大事、と判断して、申し込みをしていた。何しろ、夏のいちばん暑いときであるというのが困ったことだったものの、ツアーガイドの若い男性もなかなか、しっかりやってくれたし、満足。ちょっとした衣料品を安く買ったのも楽しみ。

2008年08月05日

上海編

朝6時半にホテルのロビーでCさんと待ち合わせて、人民広場での太極拳に連れていっていただく。ちょうどイメージどおりの太極拳をやっているグループがあって、満足。はすの花が綺麗に咲いていた。このあと、国際飯店の向かい側の中国風ファーストフード店で朝食。要するにおかゆと揚げパンの朝食だけど、豆乳も飲み、とても美味しかった。 午後は、一件目の発表。外語大で行っている通訳実習についての発表を行った。今回の会議での八方はまさに一回目。

6時40分にホテルに迎えの車がきて、雑技団へ。4年前にもいちばん感激をしたのがこの雑技団。前回とは違った場所だったが、圧巻は最後のバイク5台の演技。ホテルに戻り、食事がまだだったので、ホテルのすぐそばにあるイタリアンレストランで食事。ただし、イタリアンよりは中華かな、ということで焼き蕎麦をつくってもらった。

2008年08月06日

上海編

今日もよい天気。今日はちゃんとしっかり、ホテルでバイキングの朝食をとりワークショップに参加。昼は、ホテルの通りをへだてたところにあるショッピングセンターの中のラーメン店へ。日本式ラーメンとあるけど、内容はしっかり中華でした。 午後、いよいよ今回の最後の発表。その前に、知人が多く参加しているパネルにいったところ、びっくりのハプニングが。この発表を日本語で聞ける、と思ってきた中国の方々が、日本語で聞けないのなら内容がわからない、帰るといいだした。帰られても困るので、しかたがないので同時通訳を提供する、とついつい申し出るはめに。結果、私が担当することになりましたが、いわばこういうのが通
訳の原点ですね。たいへん、個人的には面白い思い出となりました。夜は早くも
今日がお別れ会。まだ間に合う、とばかりに買い物にいったら、よく出口がわか
らないということに。方向音痴だけはどうやってもなおらないようです。

2008年08月13日

日本通訳学会弟9回大会のご案内

今年も例年とおなじく9月に日本通訳学会の大会が開催されます。

このメルマガをご覧の皆様もどうぞ、奮ってご参加ください。 1)日時
2008年9月13日、14日

2)場所
獨協大学
アクセスマップ http://www.dokkyo.ac.jp/daigaku/access/index.htm

3)内容

日本通訳学会年次大会
以下のサイトにて詳細をみてください。

大会スケジュール
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jais/9thTaikai/schedule08.pdf

発表要旨集
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jais/9thTaikai/abstracts.pdf


*13日、10時から11時半、天野貞祐記念館において、柳父章先生の講演会
「翻訳の理論と歴史」があります。

*他、学会会員による通訳・翻訳についての研究発表があります。


4)その他
参加費学会員無料、非会員1,500円、学生1,000円、
(講演会に加えて2日にわたり何度、研究発表をみても同じ値段です)
事前登録必要なし

2008年08月14日

オリンピック

オリンピック期間中は、NHK衛星放送の放送通訳も通常に比べてかなり短縮されまた番組自体の数もぐっと減っているので、だいぶ余裕があります。(あと嬉しいのは電車がすいていること。でかけるにしても、苦になりません。) お盆のこの週やっぱりオリンピックをテレビで観戦することが多いです。
たまたまですが、今週は11日月曜日と今日、14日木曜日にABCワールドニュースの放送通訳にはいっていたら、北島選手の金メダル獲得の瞬間をみました。

そのあとのテレビでのインタビュー、月曜日は涙が印象的でしたが今日木曜日は淡々としていて、本当に200メートルバタフライの決勝だったの?と思うくらい。

そうはいっても、やっぱりこのような見事なレースをみるのは「気持ちがいい」ものです。4年に一回、オリンピックは貴重な機会です。

にわかスポーツファンになって私も観戦しています。

ABCワールドニュース

オリンピック期間中ということもあって、今日はほぼナマの同時通訳だけ、でも伝送が7時半で放送開始が7時50分なので、番組枠自体が7分半(3人で担当するので一人およそ2分半)と短く、時差のように原稿をつくり準備ができました。 前半はほぼグルジアのニュースが占めていましたが、最初を担当した同僚通訳者と話し合った訳をしにくい箇所は二箇所。

アメリカのブッシュ大統領にあててロシアの外相が投げつけた言葉、あまりな言い方だと個人的には思いましたが、

アメリカが擁護しようというグルジアは

virtual project

だというのです。

仮想プロジェクト

という訳で通じるかどうか。

いわんとすることは「こんなのは(実態のない)空想物語に過ぎない」といいたいのでしょうが、そう言い換えていいものかどうか。

もう一つが、これもロシア側の毒舌ですが、ブッシュ大統領の発言についてこう述べました。

work of 'bad speech writers'

よほど腕の悪いスピーチライター

ということでしょうが、

無能なスピーチライター

とまで、いっていいものかどうか。

同僚通訳者は

「優秀でない」

と和らげた表現にしていましたが、やはりこの場合そういうふうにするのが妥当なようにおもいました。

もともとはかなりの毒舌であったことは確かです。

Frankly speaking, once again I was surprised by the skills of the speech writers who prepared the statement of the U.S. president.

Lavrov 外相はこういっていますが、そのまま訳すとあまりにどぎついように感じてしまいます。こういう場合は、どうするのが正解なのか。

通訳をしていると毎日、考えることが多いです。

2008年08月17日

CNNj

オリンピック報道に熱がはいります。今日もなんと言っても印象的だったのが、
私がシフトに入る前にブレーキングニュースで飛び込んだ、というマイケル・フェ
ルプス選手の一大会金メダル8達成。しかし、ここがアメリカの報道メディアで、
アメリカの男子400メートルメドレーリレーで、オーストラリアと日本を抑え
て金メダル、というところは映っても、北島がすばらしい泳ぎをみせていたとこ
ろは映らないのが残念。オリンピックはやっぱり自分の国の選手しか、映さない
という当たり前のことを確認。それにしても、8個金を狙う、と公言して8個とっ
たところは本当にすごい。うち三つはリレーなので、「チームメートに支えられ
た」というのもあるでしょうけど、それにしてもこの精神力は大したものです。 あと個人的に本当に印象的だったのが41歳のダラ・トーレス選手、メダルが狙
えるといわれつつ、本当にメダルを獲得したこと。あと100分の1秒の差で金
メダルに手が届かなかった女子50メートル自由形。それでも、この種目を含み
今大会で銀三つ。Age is just a number という名セリフを言ったこの人、これ
からもがんばって欲しいです。

北京オリンピック関係の報道、ほかにも特集番組がありました。

Beijing 08という番組、キャスターのコメント
China tried to show its best colors.

中国は最高のところをみせようと努力。

のこの言い回し、面白いなとおもいました。

それと、サドルバック教会でおこなわれたアメリカ大統領候補二人がはじめて一
つの場所に一緒に登場しての集会。リック・ウォーレン牧師の質問に別々に答え
る形だったものの、訳しがいのある当意即妙のやりとりでした。

「政権をとったときに耳を傾ける賢人は誰か」という質問に、オバマ候補が「ま
ず、あなたを除いてお答えしますが」と言ったのにすかさず「ミシェル夫人も除
いてですね」とウォーレン牧師が応じたところなど、なかなか面白かったとおも
いますが、妊娠中絶の問題になると「妊娠中絶を認める立場」といいつつ慎重に
言葉を選びながら「妊娠中絶件数を減らすのが大事」と答えるなど、なかなかこ
れからの選挙戦は厳しそうとも感じさせられました。

2008年08月19日

基本単語と出会い

夏休み中の人が多いはずの今でも世の中は動いています。今日はちょっと日ごろ
とは違う仕事でした。 ビジネススクールに通っている頃、マーケティングの手法の勉強をしたことはあ
りますが、通訳者として会議の場に立ち会うことになり、現場の議論をみるのは
実は初めてと今更ながら気づきました。通訳者は本当にさまざまな場に立ち会い
ます。

しかし、だからこそ通訳は「難しくも面白い」とまた実感しました。

単純で日常会話にでてきそうな単語ですが、コンテキストで意味合いの訳出を変
えるというとき、単純なことほど訳出に迷うという例がいくつもありました。

いくつか例をあげます。

表面がざらざらしているという場合、何と言うか。

「ざらざら」

を日英辞書でひくと textured 

と出てきます。でも何かぴんとこない。

凹凸というのをそのまま、単語にすれば concave and convex
パートナーでいっしょに入った人と相談して、
corrugated cardboard box

の連想から、

corrugated

と結局はしました。

根元から表面まで、

という表現はつい文字通り

from the root to the top

といってしまいそうになりますが、

from the base to the top

ですね。

food for thought

これは、案を考える上でのご参考、という意味で使われたので、「たたき台」と
しました。

「磨く」という動詞は文字通り polish といいそうになりますが、これも対象
が何かで変わってきます。

「掻きだす」という動詞も難しい。汚れをとる、というのであれば、clean でよ
かったのかもしれないです。ついつい、scrape といいたくなりますが、汚れと
いうのをどういうふうに言うのか。こんな単純なことが結構難しい。dirt とは
限りません。対象が何かで言い方が違います。

ということで、今日も「難しくも面白い」日英をしましたが、今日本当に奇遇な
ことがありました。パートナーでご一緒した方と昼の時間、お弁当を食べながら
アジアを旅行した話をしていたら、お互いにインドで育った時期があることがわ
かり、しかも共通の知人がいるとわかりました。

なんと言う奇遇でしょう。もう40年近く前の話です。インドに暮らしたことが
あるという共通項、その頃インドに長く暮らしたある一家と共通の知人であった
のでした。しかも、その共通の知人だった方のお嬢さんが以前にこのブログに
(まだ掲示板がついていた頃)母と同級生でいらしたのですね、と書き込みをし
てくれていたのです。世の中、本当に面白いです。

通訳の仕事を通じての出会いで、また過去の自分とも出会いました。

2008年08月20日

CNNj

今オリンピックたけなわですが、スポーツ関係の通訳は実は難しい。
オリンピックも報道をしているテレビ局の国の選手ばかりがとりあげられますが、
実は日本ではほとんど報道されていない場合もあったりします それと、掛詞だったりするとどう訳出していいかわからないということも。
オリンピックと並んでいまやアメリカでいちばんの話題を集めていることといえ
ば、ロシアのグルジア侵攻もさることながら、オバマ、マケイン両候補が副大統
領候補に誰を選ぶか、という話題。

すでに民主党の党大会が来週開かれるCNNのビル・シュナイダー記者が今日はな
ぜか、帽子を被って登場。その帽子は何、というスタジオのキャスターからのつっ
こみにこう答えました。

This is a "political hat"- to toss the hat into the ring.

toss the hat into the ring

というのは、「競争に参加する」「選挙に出馬する」という意味なのですね。語
源はボクシングで、リング内にいるボクサーに対して、一般見物客が挑戦すると
きにリング内に自分の帽子を投げ入れたところから、だそうです。

あるいは、throw his hat into the presidential ring

といえば、

大統領選挙に立候補する

という意味になるのだとか。

this is a tight campaign

緊迫した選挙運動

とでもいいましょうか、思ったほどオバマ氏のリードは大きくない、というとこ
ろが最近のニュースです。最新の数字では、オバマ46%、マケイン43%とわずか
3%の差、11%が態度未定となっていました。

Barack Obama warns John McCain to stop challenging his patriotism.

オバマ候補はマケイン候補に自分の愛国心を疑問視するのは止めるように、と苦
言を呈しています。

A sharp, new defense, as the Democrat appears to be losing ground to
McCain on national security.

オバマ候補はあらためて防戦に必死です。マケイン候補に国家安全保障の点で遅
れをとっているとみられています。

また、こういう問題点もありました。

McCain goes to new lengths to show his support for offshore oil drilling.

マケイン候補は沿岸沖の油田開発について、さらに苦労を惜しまないと表明して
います。

そして気になる副大統領候補。

今日、20日のうちにもオバマ氏は発表するといわれています。

あと、4年前の大統領選挙のときにもjibjab が活躍しましたが、今度も元気。

Time for Some Campaignin'

(Times They Are a-Changing のもじりでしょう。)

前回2004年はThis land is my land の曲でしたが、いま改めてみたら日本語字
幕がついていました。誰がつけたのか、よく出来ていて感心。

面白いなと思ったのはdumb as a door knob

というイディオムを

「ドアノブほどの、、、」と、そのまま比ゆを残していたこと。
英語だとd d と頭の文字が同じですが、日本語だとそうはいかない、とはいって
も、全然違ったものをたとえにもってくるよりは、という配慮なのでしょう。

このあたりの判断がいつも迷うところです。

2008年08月21日

CBSイブニングニュース

オリンピックたけなわ。
振り返ってみると、本来なら夏休みのこの時期はヨーロッパに住んでいた頃だっ
たらスイスやオーストリアの高原に行き、涼しい気候と美しい風景を眺めながら
ゆっくり過ごせるはずですが、あいにく暑い東京で仕事にいそしんでいます。 ヨーロッパにいたときの私たちのお気に入りの場の一つが、オーストリアのゼー
フェルトでした。やはり駐在していて山がお好きだったご夫妻からのおすすめだっ
たのですが、行ってみて本当に気に入り、都合3回も行ったかなと懐かしく思い
出されます。

さて、今日の放送通訳から。
今日の放送通訳を一言でまとめるとしたら、トーレス選手のこの一言です。

It is difficult.

生同時通訳だとどうしても、こうなりました。

「難しいです。」

しかし、ここで検討しますがこれは適切な訳ではなかったとあとから振り返って
みて痛感しました。つくづく思います。

生同時通訳、It is difficult.
不可能なことをやろうとしているのかもしれません。

では、一つずつ検討します。

まず、今日最初の話題は(予想通り)スペインでの航空機墜落事故から。
それから、いかにサブプライムローン問題で住宅差し押さえに恐怖におののきな
がら、一般の人たちが生活しているか、というレポートで、16歳の娘が老人ホー
ムのレストランで働いてチップをもらい、母子家庭の母親を助けているというリ
ポートでした。母親の弁。働いても働いても、請求書を払うことができないとい
う苦労。

This is overwhelming. It just washes over you. It is surreal.

圧倒されます。自分の力およばずです。現実とじゃないみたいです。


とでも言いましょうか。
同じ母親として子どもを思う気持ち、家を失いたくないという気持ちに撃たれな
がら訳しました。

その後は、これも予想通りでしたがアメリカのミサイル防衛がロシアを刺激して
いるという話題。

専門家の弁です。

This is a red line that should not be crossed, to setup missile defense so close to the border without their cooperation.

普通ならこれは禁じ手です。当該国の了承なく、こんなに国境のすぐそばにミサ
イル防衛を配備はしません。

また、こう述べていました。これも考えさせられました。

It is not the beginning of a new cold war. But it is the end of the era when Russia could be taken for granted or simply ignored.

新たな冷戦の始まりとはいえないですが、ロシアの状態はこんなものとの決めつ
け、あるいは無視できた日々は過ぎ去りました。


ということでしょうか。

両方とも発言の真意はなんだろうと考えさせられました。

そのあとは、アメリカのイラクからの撤退はいつになるのか、という話題。

There is no hard and fast timetable for withdrawal.

撤退にはっきりした明確な予定は定まりません。

でしょうか。

さて、今日のハイライトはなんといっても最後にでてきたトーレス選手のこの発
言でした。


I don’t feel like I am done.

私はまだこれで終わりとは思っていません。

さすが!です。
はい、実は恥ずかしながら、及ばずながら私も毎日、そう思いながら(つまり、
まだまだうまくなれる)と思いながら、仕事をしています。

ですが、こういう娘思いの面をみせました。2歳半の娘さんとは7週間、はなれて
いたそうです。

I could not see my daughter soon enough.

もう、娘に会いたくてたまらなかったわ。


そして、娘さんにこうやさしく話しかけています(食品の箱を指しながら)

It doesn’t say ‘Mommy’ it says ‘pasta’.

いいえ、ママって書いてないわ、パスタって書いてあるのよ。


それから、これが彼女の本音でしょうね。

One hundredth of a second, it is difficult.

百分の1秒差ですもの、
あきらめきれないわ。

そう、今から思い起こしてみると「あきらめきれないわ」がいちばんピッタリの
訳だったのでは、とおもいます。

どうしても「難しい」と自動的な反応で訳してしまいましたが、、、

そしてこういいます。

I have unfinished business.
「まだやらねばならないことがある」

というトーレス選手、2009年の世界水泳選手権にでるそうです。

さすがです。本当に勇気をもらいました。

2008年08月22日

CBSイブニングニュース

今日のリポートで大きくとりあげられたのがこの話題でした。

Are you getting all the gas? 面白い言い方ですが、要するにガソリンスタンドで給油されるとき、本当に計測
が正確にされているのか。

all that jazz

という言い方と発音が近いからこういうタイトルにしたのか、とも思いました。


それと大統領選、肉薄していますが、今日の質問。

This question caught McCain offguard.

‘How many houses do you and Mrs.McCain have?’

‘I have to ask my staff about it.’

この質問でマケイン候補、たじたじです。
「ご夫妻で何件家をお持ちですか」

「スタッフに聞いてからお答えします」

というあたりも??ですが、4軒と答えたそうですが実は少なくとも7軒はある
のだとか。

資産家なんですね、やっぱり。

それと、アメリカのバスケットボールの話題。


Dream team

とよばれたプロのいっぱいいたチームで敗北したのですが、今回は

Redeem Team

こう名づけられて汚名挽回、名誉回復をかけているNBAなのだそうですが、こ
れは語呂合わせ、これをどうやって訳すか、意味をとって訳すとつまらない訳に
しかならないのがくやしい。

ま、しかたないか、、、

2008年08月30日

BBC6

久しぶりにBBCにはいったところ、BBC10は大リーグの松坂先発の試合があるというのでなし、BBC6のみでしたが、話題はなんといってもアメリカのマケイン候補の副大統領選びでした。私は3番だったので、それ以外のニュースということで29日にズーム、という格安航空会社が破綻したニュースとカラジッチ被告の罪状認否を拒否したというニュースでした。 それぞれ、訳語としてどうしようかと迷ったものがありました。

low cost airlines
格安航空会社

この影響、急にカナダに行っていて足止めされた状態で破綻を告げられた乗客、大迷惑でした。

whether Brits in Canada or Canadians in UK

カナダに行ったイギリス人、イギリスに行ったカナダ人、いずれも、、、

としましたが、「行き場を失い憤慨しています」という状態。

なかにはカナダの親類を訪ねた13歳の男の子、母親が出てきて、こういっていました。

being a 13 year old boy, he had almost no cash left on him.

「13歳の男の子ですから、手持ち現金はほとんど残っていません」

としましたが、もっと「もうお金はもってません」と、簡単に訳してもよかったかもしれない。ついつい、文字通りにしてしまいがちですが。

この航空会社の責任者にいわせると、経営破たんのきっかけは「石油が2倍にも3倍にもあがったら、経営はやっていけない」たしかに、そうですね。

レポートによると、airplanes impounded

機体が押収された、

のがきっかけだったとか。

未払いの請求書のかたにとられたということで、
this one at Glasgow Airport

グラスゴー空港での様子を移していました。

まだまだ、ほかにも破綻するところがでそうな感じのニュースでした。

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