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performing arts アーカイブ

2017年9月 4日

Vale Tudo

昨日は、-LINK- x Junk Bar x MOHANAK presents
「Vale Tudo」Vol. 3 に参戦してきました。

毒虎には、おそらく4,5年前に他のバンドの
対バンでお会いしていて、
それから、-LINK-のお2人とも、なぜか
以前からフォローしていて初見参となりました。

https://www.facebook.com/events/991190461021800/

天球ぴんぽんず
https://www.facebook.com/TenkyuPPS/

アッキー

HH
https://twitter.com/hirotakamail9_b

松本圭央
https://twitter.com/44169mtmt

karma

(以上間に合わず)

LUZDEAL
https://www.google.co.jp/search?q=luzdeal&gws_rd=cr&dcr=0&ei=PQysWfPWH4v88QXoy5DwDQ
演奏途中で着いたのですが、
いい感じの音でした。

毒虎
http://bit.ly/2ewm9E1
久しぶりの再会でした。
ゆっくりや、まったりは、毒虎には
無いと。ロックでした。

R!pp V!bs
http://bit.ly/2www8D2
散々言ってた、Mixiの頁
出てこないです。
ラッパーさんとシンガーさんの
2人でした。

MASTER POOL
ネット情報出てきません。
かっこよかったけど。

heyday
https://twitter.com/tsuneheyday
思いの外色々な音色を持っていて
楽しめました。

-LINK-
https://twitter.com/090kingvip
https://twitter.com/mar_link0403
何故か以前からフォローしてたんですけどね。
かっけかった!

Junk Bar
http://www.junkbar.net
https://twitter.com/junk_bar
https://twitter.com/tomo_2203
MOTE x 2っすね。

いつもは、もっとやわなポップ系のところ
にばっかり行ってますが、たまには
ガツンと来るロックや、ラップも
いいですね。

多くの人に言ったことですが、
割りといろんな種類の音楽のイベントには
行くのですが、ビジュアル系の
「デスボイス」だけは、全然
好きになれないのです。
なんでアレが流行ってるのか
全くもって不可解です。

でも、昨日は、楽しめる音ばかりでした。

2018年9月26日

末原拓馬「夢語」

末原拓馬「夢語〜ゆめご〜」

おととい、月祝に観てきましたよ。
吉祥寺Star Pine's Cafeで。

もー、どんどんディープになってるね。

まあ、夢の中で使われる夢語(dreamish)っていうのがあって、
それは、万国共通で、夢の中に出てくる、と。

それだけではなく、バベルの塔で、言語が撹乱される以前は、
皆同じ、その言葉で喋っていたかも知れない、と。

それは、エデン語と呼ばれたり、ヘブライ語と呼ばれたり。

(ヘブライ語説は、(聖書)ヘブライ語が、アフロ・アジア語族、
セム語派の中で、かなり革新的な特徴も持っているので、
それが世界の全言語のもといであるとかいう、
19世紀辺りの言語学者の一部が言っていた説には
言語学徒としての僕は乗れませんが。)

その夢語、dreamishを拓馬なりに構築して
披露する場面もありました。それはまた後ほど。

「恋愛」

恋愛対象が、今まで、だんだん人から、妖怪から、
動物から、無生物から、霊から、幻影にまで、どんどんと
人から離れて行っていたと見受けられたのですが、
今回は、人と人の恋愛だったな、と。

それも女と男の恋愛だった。めずらしい!<笑>

「ディープな世界」
宗教チックな、ニューエイジチックな話、好きだよねー。

まあ、今回は、夢縛りがあったので、あまりあらぬ方向には
行きませんでしたが。

でも、夢枕に建った故人の言うことは
夢語なので、生きている人にはわからないというのは
新しかったかも。

「夢語の創作・試作」
細かいことはもちろんわからないのですが。

末原は、創作というよりは、既存であるはずの
夢語にできるだけ接近しようとしているのでしょうが。

でもまあ、人工言語(conlang)の類いではあるのかな、と。

「言語」としてそれなりに実用にまで至った人工言語は
エスペラントぐらいですかね。

文学などの芸術の中で作られたものは、トールキンの創作のなかでの
諸言語とか、スタートレックの中で出てくるKlingon語とか。
(Klingonは言語学徒が創作したんですけどね。)

若い言語学徒、トルミス・ナーノ君は、実用言語を目指すものでなく、
ご自身制作の映画などの創作芸術の中で使われる言語としての
人工言語として、言語創作をしている。

もとい、末原の夢語が、どのようなスペックを持った
ものなのかは、全く、分析できていません。

只、音論、音素配列音は英語に近く、しかし
英語ではゆるされない事例もあった。
([ts]が語頭にきたり、意味を担いそうな声門破裂音[ʔ]があったり。)
でも詳細は不明です。形態論、統語論に至っては
まったくのお手上げです。

閑話休題。NITORONというバンドがあって、
南洋風な創作言語で歌ってらっしゃるんですが、
こちらの音論、音素配列音は、日本語そのままなので、
素人が「すげー!」ってなるほどには、
音声学徒はおどろかないのです。

もとい、末原の夢語は、まだこれから色々と
肉付けされて、形がしっかりしてくるものなのかも
知れませんし、楽しみです。

「ストーリー」
は、短編を散りばめたものだったのですが、
なんとなく、お互いがつながっていて、
全体的には、まとまった1つのお話になっている
というものでした。

で、演じてるときなのですが、
もちろん、(本を書く人という面は置いておいて)
演者としては俳優として演じているんでしょうけど、
部分的に、登場人物2人の会話の場面が
ちょっと落語落語していました。

もちろん、座布団の上に、末原たじっとしている
わけもなく、動き回るので、落語じゃないんですけど。

「結語」
とはいえ、一人の「本書き」という枠からも、
一人の「俳優」という枠からも、
はみ出しまくりで、その時、その場でしか観られない
パフォーマンスを観れたのだなあ、と。
そのひとときが幸せでした。

2018年10月20日

山の手事情社 うリアしまたろ王

今日は、山の手事情社の

http://www.yamanote-j.org/about/

うリアしまたろ王を
観劇してきました。

--

https://twitter.com/nobusik から

山の手事情社 うリアしまたろ王を観て来ました。この回は米内山明宏さんの娘、劇団チタキヨ主宰の米内山陽子さんによる手話通訳付き。手話通訳に目が釘付けでした。流石に美しい。わかりやすい。残夏の時とはまた違うけど、演劇をバイモーダル・バイリンガルに楽しめました。

米内山陽子さんの演劇手話通訳、わかりやすかったし、お父様に似ているなあと思う手話表現もありました。当たり前か。 #山の手事情社 #うリアしまたろ王

布団バサミのネックレスと、ダスキンモップが笑えました。 #山の手事情社 #うリアしまたろ王

マダが島手話に混ざらないように、日本では日本手話コミュニティーから遠ざかっているんだけれど、わかりやすい手話だとわかりやすい!それもただの通訳ではなく、やはり演劇人だなあと思いました。まあ、バイリンガル状態で日本語も聞こえてはいたのですが。#山の手事情社 #うリアしまたろ王

--

この劇団は拝見したことのない団だったのですが、
チタキヨの米内山陽子さんが通訳するというので観にいってきました。

CODA(child(ren) of deaf adults)はやっぱり、日本手話・日本語の
両ネイティブになっているばあい、日本手話の方も文体やレジスターを
たくさん持っていらっしゃって、舞台用の、はっきりとした、わかりやすい
手話で、良かったです。

当たり前のことですが、表情や、手話が、お父上の米内山明宏さんに
似ていると感知するところもあったりして面白かったです。

--

ところで、劇団って、どんどん新しい団員を入れたり、
客演を多く使っている場合はもっとごった煮感がありますが、
今日の団は、僕よりちょっと年がちょっと上な、
早稲田大学演劇研究会から出発した団なんですね。

早大劇研出身のもっと若い団、犬と串が休団になっちゃったので、
長く続けるのは大変なんだろうなあと思います。

機会があれば、また観にいきたいと思います。

千穐楽まで頑張ってください。

末原父子チケ

今日はSilver Elephantで、

https://www.silver-elephant.com/schedule-2018-11.html

11/29、末原父子の
Rock 'n' role-playing II
のチケ発だったので、

シルエレに行ってきました。

今日はチケットは貰えず、
当日、名前を言って、
チケットを買うんだそうです。

ちょっと拍子抜け。

当日は、午後にguizillenで、
夜は末原父子で
ダブルヘッダーになります。

楽しみ〜!

2018年11月23日

悪い芝居 - メロメロたち

悪い芝居 - メロメロたち

http://waruishibai.jp

観てきましたよ。

いつもは裏方で音を創っている
岡田太郎さんが出るっていうんですもん。

っていうか、演劇と、ライブを両方とも
追いかけまくっている僕ですが、

この作品は、演劇だけでなく、ライブ感も
かなり味わえる作品でした。

ってか、バンドマンがみんなサイコパセティック!<笑>

人をあやめたことも、
赦す、赦さないとかいう次元ではなくて、
サイコパスだもん!で一件落着。

ってか、大阪弁なセリフもあって、
音声がほしかったので、
DVDも予約しちゃいました。

前回、「ラスト・ナイト〜」では、
ふつーな劇団ふつーな劇団してたなあと
思うのですが、

こんなに楽器をいれて、
でもそれだけじゃないっていう
舞台もするねんな!とか思って。

あ、ところで、ドラムスは、
じゃんけんに負けた人がやる!
的な常識的な見解も出てきてましたけど。

でも、バンドで、Dr.はかっこいい人
いるじゃないですか!

和楽器バンドの山葵さんとか、
Dr. SHiN KUMAさんとか。

決してドラムスって、
陰に隠れてないですよ。

バンド観たら、まずドラムス見ますもん。
ボーカル、ギターはかっこよくて当たり前。

ドラムスまでかっこよかったら、
めっちゃかっこいいじゃん!

ミッキー吉野ばっかりちゃうねんて。

って、後半ドラムス論。

Life Is Lovely!

伊藤俊吾ライブ

11/21水曜日は、伊藤俊吾ライブ at まほろ座。

https://www.itoshungo.com

舞台の上に、イトシュンの四畳半スタジオを
再現しての、録音もしたりしながらの
ライブでした。

面白かった!

過去の音とか画像も出てきたりして。

ってか、イトシュンさん、
かなり音オタクな作業してましたよね。

それを観る我々もオタク。

オタクを観るオタク。
つまり、メタオタクだったのかなあ、
みたいな。

こんなライブ、まほろ座で、イトシュンさんじゃ
なければできません。

サー高校ライブのサラバの音源は貴重だった!
そんなに古くからあった歌なんだ!みたいな。

二人のアカボシができる過程の音源を流したら
佐々木良氏が、「疾走感、無っ!」と。

言語学徒としては、その「無っ!」が
気になりました。

ダブルトラックっていう録音方法も
面白かったし。

LOGICも面白かったし。

ハンバーグは、生まれて初めて作った
オリジナル曲だったんですね。

「私作る人!」「僕食べる人!」的な
対比はあったのだけれど、
そういえば、そういうシチュエーションって
あんまりもう歌わないですよね。

(平日は、もうライブでは歌われないのかな、とか。)

ハンバーグを、1つ1つの楽器をイトシュンさんが
重ねながら全体を創っていく過程は、
とっても楽しかったです。

フラットコーテッドレトリバーと、
ゴールデンレトリバーの2匹を
飼ってらっしゃるのね、みたいな。

ってかね、1人もんになったら、
作風がらっと変わったよね。

だから、セカンドライフか。

歌に生活感が出るって言ってた。

小説で言ったら私小説だよね。

まあ、クリエイティブな仕事をしている人たちは、
程度の差こそあれ、みなさんそういうところはあるか。

次のライブは、クリスマス・イブの大阪だそうな。
僕は僕で歌わないと行けないので、伺えません。

来年は、バンド編成で、「イトシュンの歌」を
やってツアーをなさりたい、と。

楽しみにしています。

2019年4月29日

土日月譚 (含 #レティクル東京座 #キャステット)

<土曜日>
復活祭徹夜祷が夜からなので、
ゆっくりと家を出ました。

なんか、ゆっくりし過ぎちゃって、
着いたら予定より遅かったので、
丸亀製麺で、冷たいうどんをかき込みました。

告解。練習。そして、ご祈祷。

<日曜日>
ことしはちょっと早めの進行をしたらしく、
早めに終了。

パーティーへ。司会を仰せつかっていました。

その後、聖歌隊のパーティーへハシゴ。

帰宅後、仮眠。

昼下がり遅く、のそのそと動き出し、
午後4時から、
レティクル東京座「電脳演形キャステット」を
観てきました。
http://reticletkz.jp
http://reticletkz.jp/casttet/

赤星ユウさんにまたしてやられました。

感動しました。泣きました。

古俣晨チケットだったのですが、
古俣晨さんはドクターストップで出られず、
代わりに(実は他劇団で推しの)
末安陸さんが出ていました。
末安陸さんのミカも美しかったです。

末安さん、ハンバーグ以降、当分
出演は無いんですよ!って言ってたのに
随分と早い再会ができて嬉しかったです。

でも次が決まっていないのかな。

ところで僕もダーエフォンがほしい。
あ、台本じゃなくて。役者じゃないですから。

あと、ルキの性別が決まらないというのは、
ノンバイナリーなジェンダーなのかな、とか。<笑>

<月曜日 平成最後の昭和の日>
今日は、TRPで、気になる冊子を拾って、
https://tokyorainbowpride.com

その後、ジョージアワイン展に
行く予定だったのですが、
https://georgia-homelandofwine.com/s/ghlw/?ima=5343
なんだか、TRPで、知り合いに会っちゃったりが
多くて、ワイン展には間に合わなさそうなので
断念しました。

2019年7月20日

駆け巡った土曜日 #わがままいわせて #ハナイトナデシコ

今日午後イチでは、

須藤飛鳥さんの
https://twitter.com/fs1229suu
AM4:27-SELFISH 0seconds
#わがままいわせて

という旗揚げ公演を見に上井草へ。

飛鳥さんは、ものすごい二枚目から、
テンション高いオキャマから、
ものすごく振り幅広いキャラを
演じ分ける俳優さんなのですが、

今回は、ご自身で書いた本のもよう。

こういうのが演りたかったのか!

みたいな。

男女の情愛ものかと思いきや、
あの世を「こっち側」と呼ぶ
あの世とこの世が逆になった世界。

向こう側(こっち側と言う)のお話でした。

男からのナンパにカウンターで返す
カウンターナンパが面白かったです。

それから、小さなハコだからこそできる、
割とテンション低めで(大声も出していない)
女優さんの演技も好感持てました。

飛鳥さんも、ハイテンションからローテンションまでの
使い分けが面白かったです。

次に自由が丘に行かなければならないので、
挨拶もおざなりに、車で自由が丘へ。

--

ハナイトナデシコ vol. 9
https://twitter.com/hanaito_dorama

堤 聡一朗さんを
https://twitter.com/Saw1Low_223
追っかけていきました。

※ネタバレありです!日曜日に見る人は、
見てから読みましょうね!


でも、10分到着が遅れました。

まあ、2つのお話の内容は大体わかったかな。

すれ違い、勘違いがものすごく
入り組んでて凄いことになっていました。

あと、近い未来に、「ウソを言ったら、
AIに分かられてしまう世界」っていうのが
来てしまいそうで、戦慄を覚えました。

新興宗教の信者の描写が面白かったです。

既成の宗教だって、見る人が見れば
そう変わらないのかなとも思いました。

堤さんとは、ゆっくり話せました。

--

それから、まほろ座の8月のパンフの
表紙が伊藤俊吾さんなので、
https://www.mahoroza.jp/190803
町田まで取りに行ってきました。<爆>

東名を走れて、楽しかったです。

2019年8月30日

「ただの同性愛の映画」

戸田恵子、宮沢氷魚&藤原季節と3ショット「ただの同性愛の映画じゃありません!」 - Ameba News [アメーバニュース] https://news.ameba.jp/entry/20190828-634/ #アメーバニュース

という記事に関して、
ロバート・キャンベル氏は問う。

https://twitter.com/rcampbelltokyo/status/1167072017914351616

戸田さんに聞きます。「ただの同性愛の映画」って何ですか?「同性愛」を差し引いて始めて貴女が向き合っている観客が見るべき映画、ってこと?「ただの同性愛者」からの、切実な問いです。

戸田恵子、宮沢氷魚&藤原季節と3ショット「ただの同性愛の映画じゃありません!」

この映画を「ただの同性愛映画」といいたいのか、
それとも「ただの同性愛映画ではない」といいたいのかが
ちょっと混線している感はあるのですが、

欧米は別にして、今の日本の映画、ドラマ、演劇などにおいて、
同性愛者の登場人物が出てきたときには、

どっちに転んでも、登場人物の同性愛性に焦点が当たって、
その上で、その映画は
「ただの同性愛映画である」か、
「ただの同性愛映画以上のものである」か
しか選択肢が無いってことでしょう。

同性愛者が主役であったり、
あるいは、同性愛者が端役で出てきて、
しかも「同性愛映画ではない」ということは、
現代の日本では許されない。

これは、言語学では、チェコのHavránekが提唱し、
文学理論では、それに十数年先んじてロシアのShklovskyが提唱した
「異化 露ostranenie、チェコaktualizace」と
「自動化 露avtomatizm、チェコautomatizace」の問題と絡んでいて、

簡単に言うと、何らかのヒト、モノ、コトがあったときに、
それがその置かれた「場」の中で目立っている間は
異化が働いていて、
それが時間が経つことで、目立たなくなったときには、
自動化が成立してくる。

現在の日本では、映画やドラマに同性愛者が出てきたときには、
その登場人物の他の属性よりも、同性愛者であるということに
焦点が当たり、つまり異化が働いていて、
観客の関心が「そこ」から外れることを許さない。

その辺りが自動化してくると、同性愛者は登場しているけれど、
別にそこは、話の本筋ではない、という映画、ドラマに
なっていくのでしょう。

とはいえ、現状では、あまりにも映画、ドラマに同性愛者が
出てくることが少ないですから、異化しようがどうしようが
同性愛者がどんどん出てくることに意味があるんですけどね。

--

ところで、話の次いでですが、異化、自動化という
ことに関して言語学の話をすると、

流行り言葉というのは、当初異化が働いて、
そこいら中で使われても、段々自動化が働いて
使われなくなっていく。

「マジ卍」とか
「つらたにえん」

なんかも、過去の

「チョベリバ」

なんかと同様にことばの命としては短いものでしょう。

翻って、「イケメン」ということばの
命のなんと長いことか。

学術研究もあるかも知れないが、
ちょっと把握できていないです。

学生さん方には、ウィキペディア「だけ」を
ソースにしてはイケないと常々言っているところですが、<笑>

ウィキペディアを見ると、

イケメン - Wikipedia http://bit.ly/2ZA78WD

『G-men』などのゲイ雑誌で「イケるメンズ」「イケてるメンズ」が
1990年代に登場し、その後に、『egg』で、「イケメン」が使われたのだそう。

これが、なかなか自動化して、(陳腐化して)使われなくなっていかないんですよね。

もしかして、女性にはずっとある「美人」ぐらいの位置に
男性に関して評することばが欠けていて、そこの間隙に
スポッと収まっちゃったんでしょうかね。

2021年10月 2日

MO-EH-YO

藤井風の

MO-EH-YO
https://www.youtube.com/watch?v=X2_CXXqSzws

が、「燃えよ」とも「もうええよ」とも聞こえると話題ですが、

数年前に、サトミツ&ザ・トイレッツの山田稔明が、

KUSOしてみて
https://open.spotify.com/track/3aOJhLoeT7KEmbKd3FxvRx

という歌を出しています。

こちらでは、「空想してみて」と「糞してみて」を
掛けています。

どちらも、日本語が音楽に乗るときに、
短い母音と、長い母音の対立が無くなる場合がある
という特性を利用しています。

2022年1月21日

girl in red

とある歌い手さんが、ラジオ番組でこれを掛けていて、
MVがいいよ!と言っていました。

girl in red - I'll Call You Mine (official video)
https://youtu.be/vQkRDWI4Tqo

(今、radikoで、girl in redで検索しても
 出てきません。)

girl in redは、オープンにレズビアンな
ノルウェーの歌手で、
このMVも隠すことをしていませんね。

他方、その歌い手さんは、
以前Troye Sivan(南アフリカ出身の
オープンにゲイな歌手)を掛けてくれたときに
喜んでメッセージを送ったのですが、
読まれませんでした。(笑)

筆力も及ばなかったんでしょうけど。

その歌い手さんは、異性婚をなさっていますが、
他の同性のミュージシャンとラブラブな感じを
振り撒いていたりします。

あと、1つのバンドのメンバーは、
そのバンドで活動するために
他国から日本に居を移しました。

--

同性婚を志向する虹旗ムーブメントとは
必ずしも同じ方向を向いてはいないけれど、
でも、その人なりに、「多様性」を
叫んでいるのかなあ?と思ったり
妄想に耽る今日この頃です。

2022年5月26日

アーティスト名

パスタと言ったら、ほぼスパゲッティを指すように、
何の断りもなくアーティストと言ったら、
ほぼミュージシャンのことであるという「場」が
今の日本語の中では広まっているように思える。
それは、「学会」と言ったら、某○○学会のことと
取る人がいるのと似ている。
日本語全体での話ではないが、ある「場」では
そのようになっている。

そのようなアーティスト名、言い換えるとバンド名、
ソロ・アーティスト名で最近目についたのは、まず

「カネヨリマサル」
https://kaneyorimasaru.com

アクセントは、
/LHH]L LH]L/
「It's better than money」
のパターンではなく、

男子の個人名パターンの
/LH]LL LHH=/
である。

メンバーは女子ばっかりなのに、である。

メンバーが男子ばっかり、あるいは男子がちなのに
女性名ってのもありますね。

「Mrs. Green Apple」とか
https://mrsgreenapple.com

「サイダーガール」とか
https://cidergirl.jp

その逆張りですね。

--

あともう1人。

「Nilüfer Yanya」

英語版ウィキペディアには、英語圏での読み方が
載っています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Nilüfer_Yanya

翻って、日本では、ニルファー・ヤンヤが定着しています。

その「ヤンヤ」の「ン」が音声学上の鼻母音で発音されるのが
なんかしっくりこないなと思ってたのですが、そんなの
Enya「エンヤ」のときも同じでしたw

まあ、他の選択肢もあんまりベターじゃないですね。
「ヤニヤ」
「ヤニャ」

日本語で「ヤンヤ」と発音している人が、
英語圏に行ったら、nを[n]近辺の音で発音するように
自動変換できればいいだけの話ですね。

2022年7月23日

酔蕩天使ライブ

数日前ですけど、酔蕩天使の初ライブに行ってきました。

https://www.yoiten.com

こだまたいち(Vo, Gt)、
水永康隆(Gt, Mandolin, Banjo, Cho, Arr)、
磯部智(Ba)

の3人による、ズッコケ・フォークバンドだそうで。

タクシードライバーブルース
https://youtu.be/UApbm4_2W1Y

を「ザ・タクシー飯店」の主題歌として採用されて
デビューしました。

会場で、メンバーにも話したんですが、
「ズッコケ・フォークバンド」というのが

バンドではないんだけど、

Rufus Wainwrightのお父上の
Loudon Wainwright IIIのお茶目さに
https://www.google.com/search?q=Wainwright+Loudon+III&client=safari&rls=en&sxsrf=ALiCzsaXcl_aImCMNDZlCO9Xknwb94BonQ:1658573017759&source=lnms&tbm=vid&sa=X&ved=2ahUKEwjA0Lr86Y75AhXBBN4KHa74CVIQ_AUoAHoECAIQCg&biw=1018&bih=620&dpr=2

ちょっと似ているかもと思いました。

水永康貴は、とにかく多才で、いろんな楽器が
弾けたりしますが、Banjoも良かったです。

磯部智のダブル・ベースもなかなかにカッコよかったです。

お二人にはなんだか長い時間お話ししていただけました。

こだまたいちは、もうちょっと早く始められたバンド
The Tokyoが、とにかくradikoで検索不能で
どうしようかと思っていたところ、
このバンドを始めてくれて、やっとお会いすることが
できました。

あ、なんか、ど真ん中におっさんがいる!と
思われたようですが、音楽業界の人間ではなく、
ただ、仕事でアラスカやマダガスカルに行くような
やつですので、以後お見知りおきを。

2022年9月 9日

沖縄のサッチーさん

ラジオ沖縄、日曜日23:30からの「にちようびのグルーヴ」のED曲を歌うサッチーさん。とにかく情報が少ない!

探し方が悪いのかもしれないけど、youtubeにもspotifyにも音源が無い!

「にちようびのグルーヴ」のED曲の最後はこう終わります。(聞きたかったら、是非radikoで過去の放送分を探すか、日曜日の23:30にラジオ沖縄でリアルタイムで聞いてください。)

Broken American、Broken Japanese だから仕方無いでしょ Broken Okinawan Broken American、Broken Japanese そして少しだけ残ったBroken Okinawan 一度は捨てた 今頃love song

21世紀は、世界の少数言語の受難の世紀と言われています。20世紀に話されていた言語の95%、あるいはそれ以上が喋られなくなり、この世から消えてなくなると言われています。

「日本語も危ないの?」と思ったあなた。日本語も将来的には危なくなる可能性ありますけどね。世界の言語って、数百言語しかないわけではなく、6千言語とも7千言語ともあったと言われています。それが、どんどん大言語に飲み込まれて消え去ろうとしています。その中で95%が無くなると言った場合には、日本語は残る側にあります。でももっと先のことはわかりません。

「そんな、話し手だけに、責任を負わせないでよ」

それはごもっともです。世界各地の学校で、少数言語や、方言を使うことが罰せられたりもしてきました。親も、「子供の将来のためを思って」少数言語や、方言ではなく、その国、地域の大言語だけを子供に伝えると言うことをしたのです。

このED曲は、沖縄本島南部の人たちが、ウチナーグチを失いかけていて、東京共通語とも意思疎通が大体できるウチナーヤマトゥグチに乗り換えざるを得なかったことを自嘲気味に歌っています。

でも、音源が無いのです。(にちようびのグルーヴの録音はあります。でも、アナウンスなどが被っている。)

サッチーさん、山城智という名前でもお出になっていたことがあるようです。
http://asylum-okinawa.info/?page_id=3373

サッチーこと山城智さんのお写真も見つけました。
https://civtmmbt.ti-da.net/e3169009.html

別な歌のyoutubeは見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=4BY3-RjgD-c

勢理客(じっちゃく)にあるGrooveかどこかでのライブを見つけて、フットワークよく沖縄に行ってみるしか無いですかねえ。
https://twitter.com/groove_gacha

2023年3月 9日

Englishman in New York

よく考えもせずに、StingのEnglishman in New Yorkは、Stingについての歌なのだと思っていたのですが、昨日、2023/3/8 26時というか、今朝早朝2時の、FM FukuokaのRoom Hで、松本大が、これはQuentin Crispに関する歌だと言っていて、真相を初めて知りました。

ENGLISHMAN IN NEW YORK(Sting)(日本語です)
http://blog.livedoor.jp/isreal/blog-entry-273.html

英国でまだ同性愛が違法であった時代にゲイとして生まれ、育ち、様々な芸術活動をして半生以上を送り、1981年、71歳の時にNew Yorkに移り住んだのだそうです。

Sting Discusses MY SONGS - Englishman in New York(英語です)
https://www.youtube.com/watch?v=8mZgbIRUiNk

Sting - Englishman in New York [公式MV 和訳付き]
https://www.youtube.com/watch?v=s-fF5HTRvDI

ミュージックビデオに女装したQuentin Crisp自身が何度も登場しています。

困難な時代に隠れていなかった先達に敬意を表します。

2024年3月23日

Véronique Sanson 21/mars/2024 Zénith de Strasbourg

Je suis venu à Strasbourg, en France, pour assister à un concert de Véronique Sanson, parce que j'avais obtenu un billet en ligne.
Le lendemain du concert, j'ai fait un rêve. J'ai rêvé que j'étais avec Véronique Sanson et, plus tard, avec un couple de Japonais, des inconnus pour moi, en train de boire à un étrange étalage au coin d'une rue à Tokyo, pas en France, au milieu de la nuit. Je suis en congé le lendemain, donc ça va, mais est-ce que le couple là-bas va bien ? Je m'inquiétais pour eux.
Dans les années 1970, lorsque j'étais adolescent, un(e) chanteur/se était présenté(e) chaque mois dans le cadre d'un cours de français à la télévision, et elle chantait sur le premier album. À l'époque, les chanteurs de pop française donnaient des concerts au Japon, et en tant qu'adolescente, je n'étais pas encore prête à y aller, et c'est donc ma première et probablement dernière apparition en concert, moins de 50 ans plus tard. J'étais adolescent et je n'étais pas encore prêt à partir. Ce sera donc mon premier et probablement dernier concert, moins de 50 ans plus tard.
La brochure indique qu'ils ont également sorti plusieurs EP avec des titres japonais pour le Japon.
En gros, les chansons sont très émotionnelles. Des chansons qui donnent envie de danser. Des chansons en colère. Des chansons tristes. Des chansons amusantes et d'autres avec des sentiments intenses de joie, de colère, de tristesse et de bonheur. Les deux tiers de la deuxième partie du spectacle sont presque toujours l'occasion pour les fans de chanter à tue-tête. Certains d'entre eux avaient le même âge que moi, voire plus. Vous êtes tous de la génération qui les écoutait en microsillon. Pas en vinyle ou autre.
Ce n'était pas une chanson triste, mais elle était si nostalgique que j'en avais les larmes aux yeux. C'était un souvenir de votre jeunesse, n'est-ce pas ?
Elle avait une voix rauque lorsqu'elle était jeune, mais à 74 ans, elle avait une voix pleine d'âme. Il arrangeait tellement ses chansons qu'on aurait pu croire qu'il était un James Brown français, et il tournait tellement la tête qu'on aurait pu croire qu'il était un James Brown français.
Même jeune, il était un auteur-compositeur-interprète de premier ordre qui écrivait de la poésie, composait et chantait.
Ses chansons n'étaient pas colériques, ni critiques à l'égard du régime de l'époque, mais plutôt "Lobotomisez ceux qui polluent l'air". Ou encore la chanson "Allah" lorsque les frictions avec les Arabes en France sont devenues un problème.
Ensuite, il y avait beaucoup de fins de phrases avec des accents iambiques, faibles et forts répétés plusieurs fois, probablement en raison de la nature de la langue française.
Mais cette fois, elle n'a pas chanté une chanson particulièrement triste. Comme Ma révérence quand elle a perdu sa mère. C'est la chanson qui m'a le plus marqué, parce qu'elle coïncide aussi avec le décès de ma propre mère.
Ce concert était autorisé à être filmé et enregistré à condition de ne pas brûler le flash, alors j'ai pris beaucoup de photos, surtout dans la seconde moitié du concert. J'ai commencé à filmer après le début de la chanson, donc la première partie de la vidéo est manquante.
Traduit avec DeepL.com (version gratuite) et adopté par moi même un peu

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