« 『宗教二世』当事者1,131人への実態調査 | メイン | 故星野道夫さんの番組と写真展 »

枠はめと枠壊し

政治右派及び、宗教右派がしていることは、

「正しい生き方・やり方はこう、こう、こうである」

という正しさを狭く規定して、それ以外の異論を認めないという風に、単純化して見ると見える。

(カルトは、それをまたもっと狭く規定する。合同結婚しか認めない統一教会は、その方面で先鋭化している。)

n十年前のLGBTですらないLG運動の初期には、「正しいレズビアン、正しいゲイ」は、1対1で、異性愛夫婦のように付き合うことであると規定していたように思えるし、

画期的に昨日、東京都で始まった同性パートナーシップ登録も、色々工夫は盛り込まれていることは理解できるものの、やっぱり「そこまで」である。1対1でお付き合いすることが前提である。最初の突破口としては大いに意義があるとは思いますが。

やっぱりまだ「正しいレズビアン、正しいゲイ」を念頭に置いている。

先週のアシタノカレッジで、Aceや、Aroの話をしている人がいて、次の段階は、もはや新たな「枠」を設定し続けることではなくて、枠からはみ出しても、それが社会から糾弾されない、後ろ指を指されない社会を目指しているように思えました。

Aro/Aceを知ろう① 恋愛感情を抱かないアロマンティックとは?
https://lgbter.jp/noise/0149/

Aro/Aceを知ろう② 他者に性的に惹かれないアセクシュアルとは?
https://lgbter.jp/noise/0150/

他に、Xジェンダー
https://jobrainbow.jp/magazine/xgender

もう「既存の枠や、新たに設定された枠」にこだわらずに、ありのままの多様性を認めるというのが究極の反右派的な態度じゃないでしょうか。

About

2022年11月 2日 21:58に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『宗教二世』当事者1,131人への実態調査」です。

次の投稿は「故星野道夫さんの番組と写真展」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。