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2018年3月 アーカイブ

2018年3月 6日

「顔がわからない人」考

1)「顔がわからない人はダメです」

と、どこかのG出会い系アプリにあった。

これって、英訳するには、かなり
手を入れないと無理だよなあと直感的に
思った。

その前にまず日本語で弄ってみる。

連体修飾を解いてみる。

2)「あの人は顔がわからない」

となると、

3)「顔がわからない人」

の「人」は、「顔」の所有者ですね。

(2)を英訳すると、

4)「As for that person, (I) do not know his face」

なんともこなれないが、動作主というか視覚感覚の
持ち主が表現されていなくて、逆使役(≒中道態)っぽく
なっているのですん。

受身にしてみる。

5)「As for that person, his face is not known (to me)」

形容詞にしてみる。

6)「As for that person, his face is not recognizable」

ちょっと違うか。(6)から弄ってみると、(1)は、

7)「A person whose face is not known to me, I will not socialize with him」

主題化を解いて、

8)「I will not socialize with anybody whose face is not know to me」

か。で、もっと英語らしくすると、

9)「I will not socialize with anybody who has no face pic in the bio」
10)「I will not talk to anybody who has no face pic in the bio」
11)「NPNC (= no pic, no chat)」

か。いずれにせよ、直訳はできないし、いろいろと
機械翻訳泣かせの種満載の文ですね。

2018年3月24日

イタリア行き

土曜日の夜、イタリア・サチーレの教会で
日本の合唱団が歌うため、
イタリアに来ています。

(当地のカトリック教会では、そう言う
 国際交流が盛んなんだそう。)

ボイトレの先生がソリストの一人。

写真は、FBで見てやってください。

なんか、出国直前から風邪気味で
葛根湯とのどぬーるでどうにか
しようとしてるんだけど、
今夜の本番持つんだろうか。

こっちへの飛行で気になったのは、
(FBの写真参照)

・アラビア語のメニューにはお酒の表示がなかった。
・鶏ハンバーグと中華鶏粥と言う究極の選択があった。
・テヘランは、アラビア語表記では、強調音のT。
・ザグレブに長母音が無いのは、マグレブと韻を踏んでるから?
・ドバイの空港で、喫煙エリアの隣にスタバがあった。
・ベネチアのアラビア語表記では、フィーニーシヤーと言うのと
 アル・バナディキーヤ(アル・ビニディキーヤ)と言うのがあった。
・乗り換え便(voli in coincidenza)と言うのが偶然の飛行っぽい。

みなさん、朝食後散歩に行っちゃったけど、ホテルで
ゆっくりして養生しよう。

体力を温存しないと。

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