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2009年12月 アーカイブ

2009年12月 1日

アンシェヌマンが苦手な日本人

アンシェヌマンとは、
並んでいる別個の単語の間で、
前の単語の末尾の子音と、
後ろの単語の初頭の母音が
1つの音節に属するようになる
現象です。

フランス語の、
l'arc-en-ciel(虹)は、ラルカンシエルであって、
ラルク・アン・シエルではない。

フランス語の、
bel ami(美しい友)は、ベラミであって、
ベル・アミではない。

朝鮮語でもよく見られる現象です。

キム・ヨナは、英綴りでは、すでに
アンシェヌマンを起こしたKim Yu-Naと
書いているようですが、
漢字「金?兒」をそれぞれローマ字化すると、
Gim Yeon A (Kim Yun A)となります。

中国語諸方言の間では、マイナーですが、
台湾の?南語にはアンシェヌマンがあり、
明仔再(bin-a-chai)はビナーチャイと読み、
明日という意味です。

2009年12月 9日

中高生が辞書に載せたい言葉、「為生き」など秀作出揃う

http://life.oricon.co.jp/71397/full#rk

1 あ行
2 網買い
3 想風
4 もや似
5 為生き
6 蝶々返り
7 メル格
8 もぎもぎ
9 もしも金
10 桃を踏んだよう

--

大修館書店の月刊『言語』は休刊ですけど、
コトバには、まだいろいろと言いたいのですね。

すでに広く使われている新語だけでなく、
一部で流行り始めたものも入っていて、
流行語大賞などとは、また違った趣があります。

--

「おやじ」が使うようになると、
その新語の生命は終わりになります。

2ch語は、僕はわかれば使わないように
してますけど、知らない内に忍び寄って
きてるかも知れませんね。

新語が、社会全体的に使われるようになり、
定着するというのは、かなり確率的に低いです。
定着したものがあれば、それは、
ものすごく熾烈な競争を勝ち抜いてきた
ということになりますね。

世代間の分裂はありますけど、「何気に」なんて
かなり使われてはいますね。僕は使いませんけど。
こんなランキングに載せたい新語よりも、
知らず知らずの内に、何気なく使われている
新語の方が、定着しやすいのかも知れません。

2009年12月15日

先生...か....

うちの職場のとある教員が、とある賞を受賞して、
その祝賀会を、教え子達が企画し、その招待状が
来ていました。でも、その教員名には、「先生」と
書かれていて、私の名前には「様」と書かれていました。

私は、誰でも彼でも、「先生」と呼んで欲しいと
思っているわけではないですけれども、
それは、おかしいと思いました。

(私は、勤務校の学生、出版社などの関係企業の
 人々は、僕のことを先生と呼ぶことになっているの
 だろうと思いますけど、それ以外の人から
 先生と呼ばれることには、違和感を持つと
 折々に言っています。)

2009年12月21日

主日?コールソレイユ

今日は、他教会に
不朽体が来たとかで、
主教座下がそちらにいらっしゃったので、
ウチの教会は、司祭祈祷。

その後、聖歌隊室で食事を摂り、
その後、ミーティング。

なんか、平行線でした。

その後、Hさんとお茶。

その後、ウチの大学の合唱団の
定期演奏会かつ、第35会記念演奏会だったので、
聴きにいきました。
http://c-soleil-web.hp.infoseek.co.jp/

アカペラ曲がうまく歌えていたのも良かったけど、
全体的に、いい演奏会でした。

OGOBとの合同演奏は、
木下牧子先生の「ティオの夜の旅」だったのですが、
やっぱり、木下&鈴木&山内は、
最高です。感動しました。

その後、レセプション。
顧問として3分スピーチさせられました。

今日は、楽しいお酒だったかな。

2009年12月22日

忘年会

今日は、ゼミの忘年会。
とは言え、参加率わろし。<笑>

午前中に、旅行社に行き、
ロシア行きの諸書類を
貰いました。

途中、中野郵便局に寄り。

職場に行き、残っていた
事務仕事を処理。

その後、吉祥寺で
ゼミの忘年会。

参加率悪かったけど、
まあ楽しかったかな。

その後、新宿の
Azulへ。

林檎のお酒を飲みました。

その後、Hさんと合流して
荻窪で。

飲み食いの後、カラオケ。

The Twelve Days of Christmas
I Saw Mommy Kiss The Santa Claus
夜来香
Joy to the World
We Wish You a Merry Christmas

などを歌いました。

2009年12月31日

本?修道院?本

今日は、G姉にガイドしてもらって、
モスクワ市中引き回し。

まず、ビブリオ・グローブスという
本屋へ。

もー、初めてのロシアだから、
買いたい本ばっかり。

買いまくりました。

新刊書ばっかりの本屋で、
今回は古本屋に行けませんでしたけど、
次回は、きっと行きます。

その後、スレーチェンスキー男子修道院へ。

そこの中の本屋に行くという話でしたが、
なんだか長居しちゃいました。

オフィス棟(??)に上がって
お茶をいただいていろいろ話したり、
ウェブページを作っているA神学生から
インタビューを受けちゃったり。
まずは、僕の教会との出会いについてと、
なぜ改宗する気になったかについてでしたが、
「どうしたら、日本の教勢が伸びるか?」
なんて質問を受けちゃったり。
そんなの、一介の信徒の手には
余るご質問です。

途中、神学生向けのトラペザ(食堂)で食事。
完璧な斎(ものいみ)食でした。
野菜のスープ、マッシュポテト、豆の煮たの、
サラダ、斎ペリメニなど。
美味しかった!

聖堂を見せてもらったり、
神学校を見せてもらったりして、
最後に本屋に行きました。
もー、欲しい本が沢山ある!
でも、ポイントを押さえて買いました。

教会スラブ語(古代教会スラブ語ではなく、
教会の奉神礼で使われる教会スラブ語。
僕は現代ロシア教会スラブ語と呼んでいる)
の本を中心に。それから、
G姉の本も買いました。

その後、G姉の勧めで、
中央郵便局から本を郵送することに。

なんだか、簡単に送れちゃいました。

全部で、13.3kg。3つの包みに
なりました。

これを引きずって次の街に行くのだったら
大変でしたね。

トレチヤコーフ美術館には行けなかったけど、
僕的には、目的をかなり達成した1日でした。

ポップ音楽CDは、また次回にでも
探そうと思います。

さてと、明日大晦日は、
セルギエフ・ポサートに移動します。

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