6月末に岩波書店よりボリス・アクーニンの 「ファンドドーリンの捜査ファイル」 シリーズが 2冊同時に発売される。
シリーズの第1作目でアクーニンの記念すべきデビュー作 『堕天使(アザゼル)殺人事件』 沼野恭子訳。われらがスーパーヒーローの誕生の物語である。
シリーズ第2作の 『トルコ捨駒スパイ事件』 奈倉有里訳。美少女ワーリャが露土戦争に乗りこんで事件に巻き込まれる痛快推理ドラマ。
いま最後の追い込み中だ。乞うご期待!
じつはこのシリーズの第3作 『リヴァイアサン号殺人事件』 と第4作 『アキレス将軍暗殺事件』 はすでに刊行されているので、上記2冊が出ると合計4冊になる。
たぶん4冊くらい揃うと、1作ごとにジャンルを変え、1作ごとに趣向を凝らしているアクーニンの「凄さ」が多少なりとも伝わるのではないかと思う。
アクーニンや「ファンドーリンの捜査ファイル」についてはこちらをご参照ください。
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