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シューキン演劇大学劇団の公演 『イワーノフ』


今年創立100周年を迎えるロシアの名門演劇大学であるシューキン記念演劇大学の劇団が 「ロシア文化フェスティバル2015 IN JAPAN」 の一環で6月に来日。
東京外国語大学でもチェーホフの 『イワーノフ』 を上演してくださることになった。

6月3日(水)10:10~12:10 東京外国語大学 プロメテウスホール
シューキン記念演劇大学劇団 チェーホフ原作 『イワーノフ』公演 (字幕付き)
主催: ロシア文化フェスティバル日本組織委員会
共催: 東京外国語大学総合文化研究所

これはロシア語専攻の正式イベントとし、水曜2限の授業がロシア語にあたっている1年生と2年生は全員出席するものとする。
その他のロシア語専攻の学生もなるべく観に来てください。
教養外国語でロシア語を勉強している学生、演劇に関心のある学生もぜひどうぞ。

『イワーノフ』はチェーホフの初期戯曲。1887年にモスクワのコルシュ座で、改作されて1888年にペテルブルグのアレクサンドリンスキー劇場で初演された。
理想を夢見て挫折した主人公イワーノフ。今では、病に冒された妻アンナへの愛も冷めてしまっている。そこへ若い娘サーシャが現れ、イワーノフはもう一度自己の「再生」を賭けようとする...。
19世紀末ロシアの倦怠と絶望を、若いロシアの「俳優の卵」たちがどのように演じるのか、楽しみだ。

演出: ミハイル・セマコフ教授
イワーノフ: ドミトリー・ニコノフ
アンナ: アントニーナ・パペルナヤ
サーシャ: ナターリヤ・イグリナ

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2015年3月28日 23:49に投稿されたエントリーのページです。

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