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ロシア若手日本研究者との交流会

3月11日(水)国際交流基金において、本学の教員・院生と、ロシアの若手日本研究者たちとの交流会が催された。

ロシアからの一行は、日本におけるロシア詩の受容を研究しているロシア国立人文大学の若手教員、山東京伝の黄表紙を研究している東洋学研究所の院生、道元の研究者、戦国時代を専門にしている歴史家、日本の対ロシア政策を研究しているサンクトペテルブルグ大学の助教、アジアの科学技術協力を学んでいるモスクワ国際関係大学の院生、日中関係を専門にしている研究員、ウラジオストク日本センター所長補佐と多彩な顔ぶれだった。率いるはモスクワ日本文化センターのアレクサンドル・ノヴィコフさん。ペンネーム「アレクサンドル・チャンツェフ」で活躍する新進気鋭の評論家で、三島由紀夫や太宰治について研究しているジャパノロジストでもある。
本学からは、国際日本センター長の野本京子先生、鈴木義一先生、非常勤講師の鈴木佑也さん、院生3人と私が参加した。




東日本大震災と福島第一原子力発電所の大惨事からちょうど4年目にあたる日だったので、まず犠牲者の方々に黙祷を捧げ、それから本学の組織や外国の大学との交流協定、スーパーグローバル大学としての取組み、国際日本センターの役割等々について紹介した。その後は歓談。
国際交流基金のおかげで、ロシアの優れた若手日本研究者の「短期研修」が実現し、こうした貴重な交流の場を持つことができて大変有意義だった。




   野本先生、マイアさん、ソフィアさん

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2015年3月13日 21:16に投稿されたエントリーのページです。

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