現在、ロシア語2作品を同時並行で翻訳している。といっても、もどかしいほど、のろのろとしか進まないのだけれど。
1冊は、リュドミラ・ウリツカヤ作、ウラジーミル・リュバロフ挿画の 『1949年の子供時代』(仮題、新潮社)。
著者たちが実際に子供時代を送った1940年代後半つまり「戦後」ソ連の生活が匂い立つようなお話が6編集められており、大人のための絵本と呼びたい本である。
前からどうしても訳したかったもの。
もう1冊は、アンナ・スタロビネツ 『むずかしい年ごろ』(仮題、河出書房新社)。
こちらは打って変わってホラー小説集だ。スタロビネツは「超」注目の新進気鋭女性ホラー作家。
乞うご期待(と言う前に訳さなくちゃ)。