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「バレエ・リュス」展


4年ゼミの課外授業として、国立新美術館で開催中の 「魅惑のコスチューム: バレエ・リュス展」 を見に行った。
約140点もの衣装が立体的に展示されるとともに、それらをデザインした画家たちのデザイン画や、実際にダンサーたちが衣装を着て踊ったときの写真なども置かれ、当時の雰囲気がよく伝わってきた。
衣裳の後ろ側まで見ることのできる配置だったのが嬉しい。衣装の色が少し褪せているのも、かつて実際に着られ演じられたものならではの「本物感」がある。
それにしても、オーストラリア国立美術館がこれほど貴重な衣装の数々をこれほど大量に所蔵しているとは驚いた。

『シエラザード』 でパリの聴衆を魅了したレオン・バクストのエキゾティシズム。
『金鶏』 のためにナターリヤ・ゴンチャローワがデザインしたロシアの農民風衣装の鮮やかな色合。
カラフルで前衛的な『道化師』 の衣装をデザインしたミハイル・ラリオーノフ...。
100年ほど前の熱狂を再現した祝祭空間に遊び、しばし時を忘れてうっとりする。

展覧会の入口で記念写真。
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2014年7月12日 21:21に投稿されたエントリーのページです。

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