2年生のロシア語の授業で「日本の民話をロシア語でプレゼンしよう!」という課題を出した。
グループごとに好きな民話を選び(ロシア人に聞かせるつもりで)ロシア語で作文するというもの。私の心づもりでは「朗読劇」のようなものを想定していたのだが、みんなそれぞれに創意工夫を凝らして、想像をはるかに越える面白いプレゼンテ―ションをしてくれた。
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「3枚のお札」グループ。
紙人形劇。小僧さんや怖ろしいやまんばの絵が素晴らしく上手だったこともさることながら、やまんばが大きくなったり小さくなったり変身するところが一瞬であらわされ、紙人形を用いた効果がおおいに発揮されているのに感心!
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「泣いた赤鬼」グループ。
赤鬼は赤い服、青鬼は青い服と衣裳も考えた寸劇。教室中を舞台に見立てた大胆な演出も斬新だったうえ、全員がセリフを暗記していたのもすごい!
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「雪女」グループ。
「雪女」のアニメに合わせてロシア語でアフレコしてしまおうというアイディアが秀逸!
声優さんたち、セリフも効果音も画像によく合っていましたよ!
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「お岩さん」グループ。
あまりに可愛くて、おどろおどろしさの感じられない明るいお岩さん。でも、みんな熱演でした! 留学生から「どうしてお岩さんは三角形の白い紙をつけたイヤホンしているの?」という質問が出された(笑)。
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「三年寝太郎」グループ。
寝太郎くん、机の上で本当に寝てしまっているのではないかとちょっと心配になったほど。段ボールを大岩に見立てた演出が効果的だった!
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「かぐや姫」グループ。
工夫を凝らした頭飾りが素敵。月に帰っていったかぐや姫が地球のミカドとロシア語SNSで交信してしまうという超現代的ヴァージョン、新鮮でとても面白かった!