いま、日本ロシア文学会のイベントとして楽しいお祭りを企画している。
現代ロシア文学翻訳フェス 「すべての言葉は翻訳である」。
11月に開かれる日本ロシア文学会研究発表会のプレシンポジウムだ。
最近、現代ロシア文学の翻訳が盛んになり、その多彩な様相が少しずつ日本の読者に示されるようになってきた。ペレーヴィン、ソローキン、シーシキン、トルスタヤ、オステル、タルコフスキー、ウリツカヤ、ペトルシェフスカヤ、ソコロフ、グロスマン...。
この機を捉え、現代ロシア文学の翻訳者たちが大集合!
自分の訳した作品や作者について、作品の一部朗読を交えながらその魅力を熱く語る。
日時: 2013年11月1日(金) 18時45分~20時45分
場所: 東京大学(本郷キャンパス)法文2号館2階 1番大教室
(一般公開、入場無料、予約不要)
パネリスト:
中村唯史(山形大学) ペレーヴィン『恐怖の兜』『寝台特急黄色い矢』の訳者
松下隆志(北海道大学大学院) ソローキン『青い脂』『親衛隊士の日』の訳者
奈倉有里(東京大学大学院) シーシキン『手紙』の訳者
高柳聡子(早稲田大学) トルスタヤ『クィシ』の訳者
上田洋子(早稲田大学他) クルジジャノフスキイ『瞳孔の中』の訳者
毛利公美(一橋大学他) オステル『細菌ペーチカ』『いろいろのはなし』の訳者
坂庭淳史(早稲田大学) タルコフスキー『雪が降るまえに』の訳者
前田和泉(東京外国語大学) ウリツカヤ『通訳ダニエル・シュタイン』の訳者
コメンテーター: 乗松亨平(東京大学)
ゲストコメンテーター: 松永美穂(早稲田大学)
司会・コーディネーター: 沼野恭子(東京外国語大学)