この度、2年の任期ということで東京外国語大学陸上競技部の部長をお引き受けした。
本学の陸上競技部は1924年に誕生。以来、さまざまな競技会や記録会のほか、良きライバルだった大阪外国語大学との対抗戦に参加し、来年で創立90周年を迎える伝統あるサークルである。
まるで適任ではないと思える私が部長をお引き受けしたのには理由がある。
私自身が東京外国語大学の学生だった頃、岡本正巳先生に大変お世話になったが、その岡本先生が陸上競技部OBとして熱心に学生たちの活動を支援していらしたことを亡くなられた年に知った。今回はそのご縁で、せめてものご恩返しをさせていただこうと思った次第である。
先生は非常勤講師として本学でロシア語を教えていらしたが、私たち同級生3人を毎週のようにご自宅に呼んでロシア語の勉強会をしてくださっていた。高崎の別荘に招いてくださったこともあり、本当に面倒見のいい恩師であった。
先日、現役選手を支える陸上競技部OB組織である「鳳翼倶楽部」が、都内某高層ビルのレストランで部長就任の会を開いてくださった。ありがとうございました。
たいしたことはできませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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鳳翼倶楽部の皆様と現役女子主将、男子主将