チャイコフスキー名称コンサートホールにジャズを聴きに行く。
デイブ・ブルーベックの息子クリスを中心とするブルーベック兄弟カルテットが、ロシア・ナショナル・オーケストラと共演した。アメリカのジャズとロシアのクラシックのコラボだ。
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ソロで演奏したフルートのマクシム・ルプツォフが素敵だった。
ルプツォフは1977年生まれ。1999年からナショナル・オーケストラの団員だが、吹奏クインテットも結成。驚いたことに音楽家であると同時に舞踏家でもあるという。
最後にサックスのイーゴリ・ブトマンが加わって、かの有名な "Take Five" が演奏されると、会場は大いに盛りあがった。
この「ジャズの夕べ」は、ナショナル・オーケストラによる第4回フェスティバルの連続コンサートの一環で、ミハイル・プロホノフ基金がスポンサーとなっている。プロホノフは大富豪で、今年3月の大統領選に立候補したひとり。