« 冷たいスープ、赤いスープ、白いスープ | メイン | 【お知らせ】 ロシア語サマースクール募集中! »

芸術系スポーツ

先日、『日本経済新聞』(電子版)の取材を受けた。
日本スポーツ界の芸術的な要素を重視する競技でロシアの存在感が大きくなっているという。そう言われてみると、たしかに4種目(シンクロナイズドスイイング、体操、新体操、フィギュアスケート)の日本代表チームが、こぞってロシアやウクライナ、ベラルーシなど旧ソ連圏出身のコーチを迎えている。

シンクロ: Гана Максимова ガーナ・マクシモワ
体操: Алина Козич アリーナ・コジチ
新体操: Инна Быстрова インナ・ブィストロワ 
フィギュア: Татьяна Тарасова タチヤナ・タラソワ Николай Морозов ニコライ・モロゾフ

Mao.jpg

(タラソワ・コーチと浅田真央選手)

ソ連時代ずっと国が手厚く庇護してきたスポーツと、もともとレベルが非常に高いロシアの文化・芸術。その接点にあって「演劇性」の重んじられる競技だけに、ロシアの面目躍如といったところなのだろう。
日経の記者でこれらの競技を取材している原真子さんは、ロシア人の「美へのこだわり方がすごい」と驚いていた。たぶんロシア文化圏のコーチは1回1回の演技を芸術作品と捉え、技術的なことだけでなく「精神性」も選手たちに伝えているのではないかと思う。

日本経済新聞の記事「フィギュア、体操、シンクロ…なぜロシア流がもてるのか」はここで読める(要登録)。
 ↓
http://www.nikkei.com/sports/column/article/g=96958A88889DE1E1EBE5E4E3E0E2E3E7E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E0E2E6E0E2E3E2EAEAE2E2

 

About

2011年8月17日 11:11に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「冷たいスープ、赤いスープ、白いスープ」です。

次の投稿は「【お知らせ】 ロシア語サマースクール募集中!」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。