沼野ゼミ(4年生)の授業で読んでいるのが、Екатерина Деготь エカテリーナ・ジョーゴチ 『Русское искусство XX века(20世紀ロシア芸術)』 (М.:Тридистник. 2002) の中の「社会主義リアリズム」の章だ。
夏の課題は、この本を参考にして具体的な社会主義リアリズムの作品にあたること。
たとえば、マクシム・ゴーリキーの長編小説 『母』(1906)、それを原作にしてフセヴォロド・プドフキン監督が制作した映画 『母』(1926)、同じタイトルのアレクサンドル・デイネカの絵画 『母』(1932)を比べてみるのも面白いかもしれない。
デイネカ 『母』