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被災地へ 届け ロシアの声 (6)ニーナ・サドゥール

Дорогие друзья! Россия скорбит вместе с вами. Япония - единственная такая страна... такая удивительная, как жемчужина в ладонях мира. Мне посчастливилось побывать у вас в гостях. Я хочу приехать снова в счастливую, прекрасную, непостижимую страну Японию... Япония - это радость для всего мира. Всем сердцем желаю, чтоб Япония процветала дальше. Всегда.
 
 Нина Садур

親愛なる皆様! ロシアはあなた方とともに悲しみにくれています。日本は唯一無比の国、驚異の国、世界の掌にある真珠のような国です。私は幸いにも日本に呼ばれて行ったことがあります。幸せで、素晴らしくて、謎めいた日本にまた行きたいです。日本は全世界にとって喜びです。日本がこれからも繁栄することを心から祈っております。いつまでも。

 ニーナ・サドゥール(劇作家、小説家)
 モスクワ

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ニーナ・サドゥール(1950年生れ)が来日したのは2011年2月。このとき、代表作である戯曲『Чудная баба(不思議なバーバ)』が丸知亜矢さんの演出により東京のシアターX(カイ)で上演された。「国営農場のジャガイモ畑」という旧ソ連時代の生々しい現実がいつのまにか不条理な時空間に変わっていくという独創的な秀作で、じつに面白かった。
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 日本公演のポスター


サドゥールの作品は、彼女自身が師とあおぐニコライ・ゴーゴリの奇想天外な『鼻』や、ロシア不条理文学の旗手ダニイル・ハルムスの掌編群に連なるもの、まさに「摩訶不思議」という言葉がぴったりの幻想世界だ!

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2011年4月 4日 08:38に投稿されたエントリーのページです。

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