協働実践型研究「司法における遠隔通訳研究」準備会を実施しました(研究)

 
 外国人のリーガルアクセスを妨げる最も大きな要因は言語・文化の壁と考えられます。
本センターでは2010年秋より「コミュニティ通訳紹介制度」を立ち上げて、対面通訳をメインにした法律相談の現場にコミュニティ通訳の送り出しを行ってきました。この活動から見えてきた課題は全国に散住する少数言語の相談者への対応です。

 そこで本センターでは、2013年度から関東弁護士会連合会(関弁連)との「協働実践型研究」として、スカイプを活用した「司法における遠隔通訳」の実践研究を行うことになりました。4月以降には関弁連の弁護士を研究メンバーに迎え、実践研究を開始します。

 

 それに先立って「準備会」を行いました。

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 当日はそれぞれの自己紹介、本研究会の概要説明の後、機器(タブレット端末)の使用方法、スカイプを利用したビデオ通信の方法などについて、実際の機器を操作しながら学びました。

 最後に、スカイプによるビデオ通信を利用した通訳のデモンストレーションを行い、タブレット端末の映像、音声の精度などを確認し、4時間を超える準備会は終了しました。


開催日時:2013年3月24日(日)13:30-17:30
会場:東京外国語大学府中キャンパス アゴラ・グローバル3階 
参加者:コミュニティ通訳、本センター運営メンバー 計16名




日時: 2013年03月26日