2012年度「多文化社会コーディネーターコース」が終了しました(社会連携)

  本学オープンアカデミーで開講している「多言語・多文化社会専門人材養成講座」のうち、「多文化社会コーディネーターコース」の専門別科目(冬期)が2月23日(土)・24日(日)に行われました。


 「多文化社会コーディネーターコース」の専門別科目は「秋期」と「冬期」に分かれて行われています。昨年9月に3日間に渡って行われた「秋期」では、ワークショップで「協働での事業づくり」のシミュレーションを行ったのち、自身のアクションプランを作成。プレゼンテーションを行い、課題解決のためにコーディネーターとしてどのような実践を行うべきかを検討しました。


 10月から1月の「個別実践研究」期間には、課題解決の方策をコーディネーターとして実践、考察し、そのプロセスを10000字の小論文にまとめるという大きな課題に取り組みました。
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 そして9日間のカリキュラム最後の「冬期」では、10000字小論文をもとに、コーディネーターとしての役割と必要性を説得的に語り、ファシリテーションを通して「場」をコーディネーションすることを通して、コーディネーター論をまとめました。全カリキュラムを修了した参加者12名の方全員に、青山亨センター長から修了証が授与され、2012年度の講座の全カリキュラムが終了しました。


 講座は終了しましたが、受講者の実践はこれからも続いていきます。

 コース修了後の実践を支えるべく、本センターではさらなるステップを用意しています。現場での実践を発信する場として、全国フォーラムでの発表や本センターの研究誌「多言語多文化―実践と研究」へ「実践型研究論文」を投稿することを推奨、実践のプロセスを引き続き共有し、受講者のネットワーキングをさらに広げていくことを目指します。

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※2013年度「多言語・多文化社会専門人材養成講座」の内容、応募方法等の詳細は
こちら






日時: 2013年02月24日