講演会 「コミュニティについて考える ―多文化共生論と実践的医療人類学」開催

本センターは“新進研究者・実践者の支援”として、ミニ研究プロジェクトを実施しています。その活動の一環として、アジア社会での比較型調査研究活動を行っているCross-Cultural Care Studies Network (CCCN)の講演会を開催します。(終了しました)

コミュニティについて考える
――多文化共生論と実践的医療人類学――


講演者: 池田 光穂/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授
              (専門:文化人類学、医療人類学、中央アメリカ民族誌学)

 近年、グローバル化の進展においては人々の関係性や共同性が注目されています。コミュニティ(共同体)とは、同じ地域に居住して利害をともにし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている社会のことをさします。
 本講演では、医療人類学の視点より、「コミュニティ」をテーマに、その社会空間でおりなす主体と行為主体の関係性について考察します。コミュニティに参加することによって構築していく相互行為とはどのようなものであるか、これまでの構造やシステムでは収まりきれない、新たなコミュニティの可能性と問題点を参加者の皆さんとともに、探りだしていきたいと思います。



【日時】2010年12月3日(金)14:50-17:00

【会場】東京外国語大学 府中キャンパス
総合文化研究所会議室 (研究講義棟422号室)

西武多摩川線多磨駅下車徒歩5分
京王線飛田給駅から京王バス約10分 東京外国語大学前停留所下車
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/tama.html

【申込み・問合せ】
東京外国語大学大学院博士前期課程/CCCN代表 合地幸子 cccn1203@yahoo.co.jp

参加希望の方は、1)名前 2)所属 3)連絡先(メールアドレス) をご記入の上、
Eメールでお申し込み下さい。

日時: 2010年11月02日