「つなぐ」シンポジウム―第2回―が行われました。(社会連携活動)

日 時  :2010年2月13日(土)13:00~17:00
会 場  :東京外国語大学 研究講義棟 1階 113教室
参加者数:78名
テーマ  :多文化社会における学び・自立・参加
       ~つなぐ人とその役割 ―教室、家庭、地域から―

多文化化による問題の解決には多様な分野・組織・人々をつなぎ、協働することが求められます。
本センターと東京学芸大学国際教育センターは、
「つなぐ」という共通テーマでのシンポジウムを協働で2008年度以降、年1回開催しています。

様々な立場(教師・学校関係者、財団法人-NGO、NPO、国際交流協会等-、地域住民など)の方々と、ワークショップなどを通して共通の課題を見いだしながら、次年度以降におけるテーマ化をも想定して議論を深めることを目指しています。

つなぐ「場」をテーマに行われた第1回に続き、第2回となる今回はつなぐ「人」をテーマに行いました。

3つの実践報告(①学校と地域をつなぐNPOの実践、②児童相談所での多文化家族に対する実践、③教員と地域をつなぐ国際交流協会の実践)を受け、その後のワークショップでは、各地域の取り組みについて参加者間で白熱した議論が展開されました。

参加者からは、
・「それぞれの立場の違う方の意見は、これまで自分の持てなかった視点を与えてくれるものでした。」
・「どこも「人」がつなぐことの強さを感じました。」
といった声が聞かれ、今後の展開に期待の持てるものになりました。
来年度は、東京学芸大学を会場に実施する予定です。

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グループワークの様子

日時: 2010年03月08日