多文化社会コーディネーター養成講座 専門別科目(秋期)を終了しました。(社会連携活動)

※多文化社会コーディネーター養成講座の概要については、こちらをご覧ください。

●政策コース
日程   2009年9月25日(金)~27日(日)【3日間】
会場   東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 405研修室
受講者 10名

●学校教育コース
日程   2009年9月19日(土)~21日(月・祝)【3日間】
会場   東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 405研修室
受講者 9名

●市民活動コース
日程  2009年9月12日(土)~14日(月)【3日間】
会場  東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 405研修室
受講者 10名

受講者には8月の共通必修科目で得た視点を踏まえ、自身が抱えている課題を整理し、再設定した4000字のレポートを受講前に提出してもらいました。その再設定された課題を解決するために、コーディネーターとしてどのような方策をとったらいいのかを3日間かけて検討しました。

初日には、各コースとも、再設定された課題の「プレゼンテーション」を行いましたが、課題がしぼりきれていないもの、明確になっていないものもありました。2日目以降、「ワークショップ」、グループに分かれての「シミュレーション」、2人1組で互いの実践について語り合う「ペアワーク」等を通じ、他の受講者や講師と意見を交換する中で、受講者は課題をとらえ直し、解決策へのアイディアを蓄積したようです。最終日の「プレゼンテーション」では、どの受講者も初日よりも鮮明に課題を提示し、解決の方策を設定できるようになりました。

3日間の専門別科目(秋期)を終えて、受講者からは、
「ワークショップの授業づくりやファシリテーションなど、今までなんとなくやっていたことの意味づけや方法について振りかえるきっかけになりました。」(学校教育コース)
「今回のプログラム受講生に選ばれた私たちには、プログラムの運営にかかわる人はもちろん、たくさんの人の期待が寄せられていると改めて実感した。後半の養成プログラムに向けて気持を新たに頑張りたいと思っている。」(政策コース)
といった声が聞かれました。

今後は、個別実践研究期間において、専門家によるモニタリング等を受けながら、各自の現場で実践を進めます。その成果を、10000字の小論文にまとめ、来年2月の専門別科目(冬期)で発表します。

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【ペアワークで、お互いの課題解決のプロセスを整理する受講者】

日時: 2009年10月02日