「多文化社会コーディネーター養成講座」がスタート(社会連携活動)

日時   2008年8月22日(金)~26日(火)【5日間】
会場   東京外国語大学 府中キャンパス 研究講義棟
受講者 30名

 多文化社会における課題を解決するには、多様な人々・機関・組織の協働が必要です。その推進役となる「コーディネーター」を育成するために、本センターでは、文部科学省の「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の委託を受け、「多文化社会コーディネーター養成講座」を開発・実施しています。その第1回目となる「共通必修科目」を8月に開講しました。
 共通必修科目は、①「多文化社会の問題を包括的に理解する」、②「課題の再設定」を目標とし、講座は「言語と文化」「多言語・多文化社会論」「多言語・多文化社会実践論」「ワークショップ」の4つのジャンルから構成されています。ワークショップでは、初日と最終日に「多文化社会」という言葉から連想することをコンセプトマップ(概念図)に書き込みました。

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【コンセプトマップ作成の様子】

 受講者からは、「”自分がここから何ができるのか””誰とつながるのか”、自分の中にある”覚悟”が芽生えた。」「5日間異業種のひとと共に学べたので、違う視点でものを見ることができた」などの感想が寄せられました。
 講座は今後、専門別に3コース(政策コース、学校教育コース、市民活動コース)に分かれ、課題解決のためのアクションプランの作成、また、各個人の実践現場における「個別実践研究」へと進み2月に修了となります。

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【亀山学長より挨拶】

日時: 2008年09月25日