「多言語・多文化社会に必要とされる新たな職種としてのコーディネーター養成プログラム」が採択されました。

文科省の「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に本センターの「多言語・多文化社会に必要とされる新たな職種としてのコーディネーター養成プログラム」が採択されました。19年8月から22年3月までの事業として実施することになりました。
【事業の概要】
 日本に暮らす外国人は200万人を超え、日本社会の多文化化が進展しています。企業や学校および地域社会では、これまで経験したことのない様々な問題に直面するようになりました。こうした課題を解決するには、異なる言語や文化面の理解、共に生きるための施策や教育、こころの問題など幅広い知識と、多様な団体または専門家とのネットワーク構築や連携協働のスキルを有したコーディネーターの養成が必要となってきています。こうした現状をふまえて企業・行政・学校・国際交流協会など様々なところですでにコーディネーター職が設けられるようになっていますが、そのための人材育成プログラムは未だ開発されていません。
 そこで、以下の人々を対象に、多文化社会に貢献できる人材としてのコーディネーター養成プログラムを開発・実施します。
   ・外国人受入施策に関わる企業・行政・国際交流協会の職員
   ・外国人児童生徒の支援に携わる教職員
   ・地域で日本語支援や相談活動を行っている市民団体の中心スタッフ
コースは次の要領で実施します。
   ・基本的に社会人を対象とし、夏期の集中講座と年度末のフィードバックおよび
    評価講座の2段階に分けます。
   ・基礎コースと分野別コースの2種類を用意します。
   ・分野別コースにおいてはさらに3コースを用意します。

日時: 2007年08月23日