趣旨

多文化コミュニティ教育支援室は、本学の学生が大学で学んでいる世界諸地域の言語や文化に関する知識を生かしながら、日本で暮らしている外国人児童生徒に対してこれまで自主的に行なってきた学習支援ボランティア活動を、大学としてバックアップすると同時に、これを教育の一環としてとらえ、ますます多文化化しつつある現代の求める人材を育成しようとするものです。 学生のボランティア活動はこれまで通り学生主導でおこなわれますが、支援室はそれを推進・支援するために様々な活動を行なっていきます。

支援室開設までの歩み

2003年 4月 東京外大在日外国人交流ネットワーク(東外ネット)発足
  5月 川崎市立殿町小学校にて学習支援活動開始
  12月 東外ネット主催 サンパウロ大学教授 二宮正人氏 講演会開催「DEKASSEGUI と日本~私たちにできること」
2004年 7月 川崎市立京町小学校にて学習支援活動開始
  6月 文部科学省に平成16年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」申請
  9月24日 平成16年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」採択
  10月21日 多文化コミュニティ教育支援室 設立
多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)