府中国際交流サロン 児童日本語教室 お楽しみ会開催

府中国際交流サロン 児童日本語教室 お楽しみ会開催

毎週金曜日夕方 府中市役所内で行われている府中国際交流サロンの児童日本
語教室。現在は16名の子どもと18名の学生が一緒に学んでいます。12カ月17日(金)に、お楽しみ会を開催しました。
会の模様についてコーディネーターの菊地さん(タイ語専攻)にお話を伺いました。
お楽しみ会の様子はもちろん、コーディネーターならではの苦労話もでてきました。

―菊地さんは去年の10月から教室に関わっているそうですが、そのきっかけは意外なところからだったそうですね。
菊地さん:同じアパートに住んでいる学生同士でご飯をしたのですが、住人の友人としてなぜかその場に教室に通っている学生ボランティアの方が来ていて。そこでお話を聞いて興味を持ったのがきっかけでした。

―菊地さん自身は、学習支援の担当を持つ他に今年9月からはコーディネーターも務めています。
菊池さん:コーディネーターは他2人の学生と、3人でそれぞれ役割分担をしながらやっています。私は新規で教室に入る学生ボランティアの窓口として、支援室スタッフの鈴木さんと連絡を取ったり、概要を説明したり。

―今回のお楽しみ会ではゲームにプレゼントと1時間余りながら内容盛りだくさんでした。
菊地さん:ジェスチャーゲームにリンゴをスプーンに乗せての競争、サンタに扮した学生からプレゼントもありました。口では「楽しくない」と言いつつなんだかんだ顔は楽しそうにして一生懸命競争していましたよ。

―コーディネーターとして、来年に向けての課題はなんでしょうか。
菊地さん:毎回来れる学生ボランティアの数が不規則で、担当者が来ない子どもが出てしまうことがあるのが悩みですね。「今日先生来ないの?」って言われると申し訳なくなります。来年は学生同士連携を取り、出欠管理もきちんとしていきたいですね。

―陸上部に所属し、アルバイトも掛け持ちしているという菊地さん。やわらかい口調からは思いがけないアクティブさの持ち主です。コーディネーター3人を中心に、下級生も巻き込んでより活発な活動にしていけると良いですね。

折り紙や画用紙で飾りつけ
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このリンゴをスプーンに乗せて競争をしました
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サンタさんから子どもたちへプレゼント
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多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)