東京外国語大学

言語文化サポーター

言語文化サポーター言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.33

2019.04.01

言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.33

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◆◆◆ 言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.33
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お知らせ
【1】《言語文化サポーター登録者(3/29現在)》

【2】《お知らせ》
  ■平成30年度 言語文化サポーター活動報告


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【1】《言語文化サポーター登録者(3/29現在)》
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■言語別(延べ人数 232名、26言語)
・英語        102名
・中国語       27名
・スペイン語     24名
・フランス語     10名
・ポルトガル語    10名
・ペルシア語     7名
・朝鮮語       7名
・タイ語       7名
・トルコ語      6名
・インドネシア語   5名
・ロシア語      3名
・マレー語      3名
・ドイツ語      3名
・ベトナム語     3名
・台湾語       2名
・モンゴル語     2名
・ダリ―語      2名
・イタリア語     1名
・タガログ語     1名
・ヒンディー語    1名
・ビルマ語      1名
・ウズベク語     1名
・ウイグル語     1名
・アゼルバイジャン語 1名
・ウルドゥー語    1名
・スロベニア語    1名 

■所在地別(実人数 145名)
・東京都      78名
・神奈川県     24名
・埼玉県      15名
・千葉県      9名
・茨城県      4名
・新潟県      2名
・青森県      1名
・群馬県      1名
・山梨県      1名
・静岡県      1名
・愛知県      1名
・京都府      1名
・大阪府      1名
・兵庫県      1名
・広島県      1名
・福岡県      1名
・沖縄県      1名
・イギリス     1名
・ドイツ      1名

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【2】《お知らせ》
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■平成30年度 言語文化サポーター活動報告
平成30年度は、言語文化サポーターを紹介したのが11件(マッチングできなかった2件を加えて13件)、メーリングリストなどで情報提供をしたのは10件、紹介人数は延べ57名でした。
また、言語文化サポーター登録者を対象にした研修を2回開催したほか、東京地方検察庁の見学及び裁判傍聴や、本学が開催したオリンピック・パラリンピック講座などにも参加していただきました。

(1) 平成30年度に言語文化サポーターを紹介した事業
平成30年度に言語文化サポーターを紹介したのは以下の事業です。
〇通訳者の紹介:
・通訳人セミナー(2018年6月28日(木))主催:法務省
・無料法律相談会(2018年7月19日(木))主催:第二東京弁護士会
・第17回東日本入国管理センター臨時法律相談会(2018年9月7日(金))主催:関東弁護士会連合会
・相談会(2018年9月29日(土))主催:関東弁護士会連合会
・無料法律相談会(2018年10月18日(木))主催:第二東京弁護士会
・外国人のための無料専門家相談会(2019年2月3日(日))主催:公益財団法人品川区国際友好協会
・無料法律相談会(2019年2月7日(木))主催:第二東京弁護士会
・第18回東日本入国管理センター臨時法律相談会(2019年2月15日(金))主催:関東弁護士会連合会
・外国人のための電話無料法律相談会(2019年5月18日(土))主催:関東弁護士会連合会
〇その他:
・「府中市内の飲食店の多言語ガイド」の英語翻訳(2019年2月) 
・童夢・児童書のベトナム語翻訳校正(2019年2月)  
〇ML/メールマガジンでの告知:
・難民支援協会シンポジウム
・一般社団法人OCNet(外国人と共に生きる大田市民ネットワーク)勉強会
・ラグビーワールドカップ2019日本大会 ボランティア募集
・秩父宮みなとラグビーまつり2018 ボランティア募集
・東京地方検察庁 通訳人募集
・東京三弁護士会 登録通訳人募集
・NGOシェア 結核に関する医療通訳(有償ボランティア)の募集
・東京2020大会 ボランティア募集
・キッズファン 子どものためのジャズコンサート&ソーシャルカルチャーフェスティバル ボランティア募集(4名参加)
・SHORTSHORTS 国際短編映画祭 ボランティア募集
 
(2) 活動に参加したサポーターからの報告
活動参加者には「活動報告書」を提出していただきます。その中から、「知らなかったのでつまずいた用語、覚えておいたほうがよかったと感じた用語」と「活動の感想」の一部をご紹介します。ぜひ、これからの活動の参考にしてください。
〇「知らなかったのでつまずいた用語、覚えておいたほうがよかったと感じた用語」
・公証役場(notary office)、拘留(detention)、各種類のビザ名(就労制限のあるなしも含め)、入管法・在留手続きに関わる用語、国情にかかわる単語(政治状況)、法律用語
・在留資格についてのご相談が多い傾向にあるとのことで、この方面の法律用語を予め心得ておくとよいのかと思いました。
・入管のしくみ、仮放免、難民申請についてもっと学んでおこうと思います。
・担当の弁護士の方から、「外国人の法律相談Q&A」(出版社 ぎょうせい)という第一東京弁護士会編の書籍を教えていただきました。当日もご持参されていて、よく使われているとのことでした。
・事前に「コミュニティー通訳入門」という本を読み、また話に上がるであろう「単語帳」を作成したおかげで、今回の会話には特に不自由はありませんでした。
・基本的な関連用語のみならず、一連の流れやポイントなどをある程度理解している必要があると感じました。
・単語だけではなく、入管手続きの基礎知識・国情を理解する基礎知識、きつい訛りへの慣れがあると役立つと思います。
・相談者の出身国の歴史、文化、紛争などについて、背景知識をもっておくことが役に立つと思います。難民申請の事由部分に重なり、通訳内容の合理性も高まると思います。
・収容が長引いて精神的に参っていたり、攻撃的になっているため訛りがある上に早口になっていたり、蚊のなくような声だったり、更に興奮してくるとゆっくり話してくださいと念を押しておいても収集がつかなくなってしまうため、その都度言い方を変えて、なだめるような表現を何パターンか用意して置くことも大切だと感じました。
〇「活動の感想」
・アフガニスタン、パキスタンの方の相談者3人に通訳をしました。3人とも英語が母国語ではなく、とにかく言っていることがわかりづらく、比較的簡単な英語もなかなか通じませんでした。今後も難民申請での相談がありそうなので、なかなか難しいとは思いますが、彼らの母国語の通訳者も配置してあげた方がいいのではないかと思いました。
・日本に長期滞在、または移住したいという要望に関わる相談でした。今後それにかかわる行政書士のサポートの必要性および合法性に大いに問われることと思います。
・相談の内容は複雑で、また入国管理局の考え方との兼ね合いもあり、弁護士としてなかなか明快な返答が出しづらいのが理解できました。出来る限り弁護士の言葉のニュアンスが伝えられるように努めました。
・外国人の仲間内では、「難民申請をすれば仕事をするための合法の滞在資格が得られる」という裏技情報が出回ってしまっているらしく、結局は却って自分の合法な滞在期間を縮めることになってしまうケースがあるようです。弁護士の先生が相談者へ「周りにそのようなことをいう友人がいたら、それは大きな間違いだと教えてあげてください。」と伝えていました。
・入管問題を抱えた方々の深刻さに驚きました。 
・何重にも鍵のかかった鉄のドアを進んで行き相談エリアに着くと私たちでも気が重くなってしまう雰囲気を感じました。精神的に参っている収容者も多そうなので、彼らのメンタル面でも、通訳の相談の場で気持ちを開いてもらうためにもアロマなどちょっとした工夫があればと思いました。
・(相談者が日本語での相談を希望したのですが)相談者の感情が高ぶってくると日本語と英語が混ざってきてわかりづらくなり、弁護士が相談者に「英語で話してください」とお願いする場面が何度もありました。
・専門用語などは専門家の先生にも積極的にフォローをして頂き、お互い協力体制を築けると理想的だと思います。
・ビザについての知識や、どのような相談が想定されるのか、という勉強会があれば役に立ったと思います。

(3)言語文化サポーター向けの研修および見学等
・東京地方検察庁見学及び裁判傍聴(2018年5月25日(金))
・平成30年度言語文化サポーター研修 第1回「日本における在留外国人の現状と多文化共生」(2018年11月10日(土))
・平成30年度言語文化サポーター研修 第2回「通訳実践研修」(2019年2月9日(土))


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