東京外国語大学では、「Black Lives Matter 運動から学ぶこと―多⽂化共⽣、サステイナビリティについて考えるために―」と題し連続セミナーを開催しています。
第9回目のテーマは #MeTooとBLMです。
◆講演者・講演タイトル:
小田原琳(大学院総合国際学研究院・准教授)
「BLMと# Me Too」
BLM運動の実践者たちが人種とジェンダー、セクシュアリティ、階級と交差した問題提起(インターセクショナリティ)に細心の注意を払っていることは、意外に知られていません。講演では、BLMの共同創始者であるアリシア・ガーザ氏とパトリース・カラーズ氏の著作を軸に、私たちが問われていることを考えます。
大鳥由香子(世界言語社会教育センター・講師)
「アメリカ社会における黒人の身体 女性と子どもを中心に」
アメリカ社会の黒人女性は、人種とジェンダー双方の差別に直面してきた存在です。講演では、10代の時にレイプで妊娠した子どもを殺害したことで服役し、刑務所内での教育を経て、歴史学者、活動家としての道を歩んでいる黒人女性ミシェル・ジョーンズ氏を取り上げ、黒人女性が歴史的な差別にどのように向き合ってきたのかを紹介します。
高内悠貴(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校歴史学部・博士課程)
◆日時:2021年7月21日(水)9:30~11:30
※この回は米国とつなぐため、開催時間が通常と異なりますのでご注意ください。
◆場所:Zoomでのオンライン開催
◆使用言語:日本語
◆参加費:無料
◆事前申し込み:必要(本学学生優先。先着受付順。)
こちらより事前のお申し込みをお願いいたします(7月19日(月)正午(日本時間)〆切)。
※今回の事前登録フォームでは、第6回~
※各回の登録締めきり後、一定期間、
◆共催:東京外国語大学多文化共生研究創生WG、現代アフリカ地域研究センター
◆問い合わせ先:BLM-seminartufs.ac.jp(連続セミナー担当)