2016年度 活動日誌

3月 活動日誌

2017年3月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

1.日本語教育実習生の受け入れ

本年も東京外国語大学から二名の実習生を迎えることができました。実習生の保彤さん、金香花さんは三月五日から十七日の二週間にわたり、二年生の精読(リーディング)の授業を担当しました。

本学の教員に熱心に質問したり、確認を求めたりしながら準備をし、コーディネーターも授業の準備のサポート、授業の見学とフィードバックを行いました。授業では自分が日本で見たこと、体験したことなどをもとにした例文を多く出し、学生の興味をひきつけていました。授業後にも学生から多くの質問を受け、日本語学習者の先輩として信頼されている様子が伺えました。

実習の最終日に学院の玄関で。 左から実習生の保彤さん、コーディネーター、金香花さん。

わずか二週間のあいだに、与えられたフィードバックから自らの課題を見つけ、真摯に取り組んでいました。二人とも教団実習は今回が始めてでしたが、二週間で大きな成果を得たと感じました。

学生からは「二人の発音が中国人じゃないみたい!」「授業が全部日本語だからいつもと違っておもしろい。」「質問に一生懸命答えてくれて、うれしかった。」「いろいろ興味を引き出してくれた。たとえば日本人がよく謝るというのは聞いたことがあったけど、先生(実習生)の話を聞いてもっと調べたくなった」などの感想が寄せられました。

また、二人には昼休みに行っている日本語コーナーにも参加してもらい、授業外でも学生と交流しました。

二人が参加した日の日本語コーナーのトピックは「東日本大震災 過去と未来」でした。二人は日本で経験した震災の様子、日本にいる外国人の当時の動向などを話してくれました。ニュースだけでは知りえない内容に学生も真剣に聞き入っていました。

実習生による感想

上海外国語大学での教育実習は非常に楽しく、よい経験になりました。先生方々はとても優しく、生活面でのサポートはもちろん、授業のフィードバックやアドバイスなどもしてくださったので、自分の足りないところを知ることができ、また、よりよい授業をするにはどうすれば良いのかを常に考えるようになりました。学生たちはとても可愛く、熱心に授業を聞いてくれました。最後の授業で、一人の学生さんから「先生の授業は素晴らしいです」と言われた時、とても感動し、やりがいを感じました。本当に短い二週間の実習でしたが、とても充実して、幸せな二週間でした。(金香花さん)

初めて教壇に立ち、色々不安でした。しかし、山岸先生と鈴木先生たちがたくさん提案をいただいて、非常に助かりました。

上海外国語大学の学生たちの日本語レベルが高いと聞きましたので、たくさん準備しました。授業中は全て考えた通りにはいかなかったですが、非常に良い経験だったと思います。特に、授業前の準備は重要だということがわかりました。先生の方々からご意見をいただき、話すスピードや授業のスピードを注意しながら進めました。今回の実習から自分の不足しているところを見て、これからもっと良い授業を行うために日本語と日本文化を勉強し、頑張りたいと思います。(保彤さん)

2.東京外国語大学から長﨑輝章特任教授、学生課斉藤美波さんご来学

三月二十三日に長﨑教授、斉藤さんがご来学され、当学院院長、副院長と懇談の後、授業を見学されました。授業では学生が熱心に日本語を学ぶ姿を見ていただきました。

3.日本語コーナー

今月も日本語コーナーを週に一度、昼休みに実施しました。トピックは以下の通りです。

①3/9 アカデミー賞と日本アカデミー賞
②3/14 東日本大震災 過去と未来
③3/21 卒業
④3/28 オセロで遊ぼう!

2月 活動日誌

2017年2月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

新学期が始まりました。帰京していた学生も戻り、日本文化経済学院の校舎も賑わいを取り戻しました。来るひな祭りに向け、ひな人形も玄関に飾られ、多くの学生が写真を撮っています。

1.日本語コーナー

今学期も一週間に一度、日本語コーナーを開催しています。

①2/27  故郷とバレンタインデー

故郷のお土産、名物を紹介し合いました。それぞれの故郷で有名なもの、他の地域の人に食べてもらいたいものなどを知り、大いに盛り上がりました。また、二月の大イベントバレンタインデーについても話しました。日本のバレンタインデー、中国のバレンタインデーには大きな違いがあり、話が尽きませんでした。

2.東京外大日本語教育実習生の受け入れ準備

今年も東京外国語大学から二名の教育実習生を迎えることとなりました。実習中は授業の見学や教案の準備などのサポートをしていく予定です。

1月 活動日誌

2017年1月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

春節を迎え、上海では二度目の正月を迎えました。一月の二週目から春節休みになり、GJO上海ではメールでの相談等を受け付けました。

日本文化の情報発信として、正月遊びの紹介として福笑い、また節分についての情報を発信しました。(以下、内容)

福笑い

顔の輪郭が描かれた紙の上に、目隠しをした人が目、鼻、口などの部品を並べます。

どんな顔ができるでしょうか・・・?

そうです。変な顔になってしまいます。

変な顔を見て、みんなで笑い、楽しみます。

簡単にできますから、ぜひ挑戦してみてください!

2月3日は節分です。悪い鬼を追い払います。

鬼が嫌いな魚の匂いと豆をまいて鬼を追い払います。

掛け声は「鬼は外!福は内!」

他にも、恵方巻き(えほうまき)と呼ばれるお寿司を食べます。今年は南南東を向いて食べます。食べながら喋ってはいけません。黙って食べます。

まもなく、新しい学期が始まります。来学期も一週間に一度の日本語コーナー、かるた大会などを実施していく予定です。

12月 活動日誌

2016年12月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

期末が近づき、慌ただしい一か月がやってきました。テストが近いからクリスマスも正月もないという学生の悲鳴が聞こえる一か月です。

1.日本語コーナー

今月も一週間に一度、日本語コーナーを開催しました。毎週月曜日の12:10から13:00まで日本語を使って、最近、日中で話題のトピックなどを扱って話をしています。

①12/5  紅白歌合戦

学生の間でも年末の風物詩である、紅白歌合戦。紅白歌合戦の歴史を紹介した後、今回の出場歌手、どんなふうに大晦日を過ごすか、歌の力とは何か、今年はどちらの組が勝つと思うかなどテーマを広げつつ、話をしました。

②12/12 2016流行語

流行語大賞の発表を受け、その流行語の解説をコーディネーターらが行いました。その後は学生が中国における2016年の流行語をいくつか紹介、解説し、みんなで使って遊んでみました。中国ではネット用語や方言に由来する言葉が流行語になりやすいようです。

③11/19 お歳暮

近年ではなくなりつつあるお歳暮の文化を紹介しました。どんなものをもらったら嬉しいか、誰に送りたいかなど、どのくらいの値段のものをあげるべきかなど、さまざまな話題が出ました。

手元の札と場の札を確認しながら、とる札を決めています。大きな役を狙う二人。 真剣なまなざしです。

2.日本文化体験 花札で遊ぼう

12月9日金曜日の13:00から14:30まで花札体験のイベントを開催しました。映画「サマーウォーズ」などで存在は知っているという学生もいましたが、実際に遊ぶのはみな初めてでした。今回は「こいこい」で遊びました。

配布資料で札の種類や役を覚えた後、実際に対戦しました。みんな楽しんで勝負に夢中になっていました。「またやりたい!」との声が大きかったので、早いうちにまた開催したいと思います。

11月 活動日誌

2016年11月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

日に日に寒くなり、冬を感じるようになりました。今学期も残すところあと一か月ほどとなりました。今月も日本語コーナーを中心に活動をしました。

1.シンポジウムに東京外国語大学、林副学長をお招きしました。

上海外国語大学が主催し、11月12日に開催された上海外大日本学国際シンポジウム及び中国日本語教育研究年次大会に東京外国語大学、林佳世子副学長をお招きし、基調講演をしていただきました。

基調講演では「東京外国語大学の国際化と国際日本研究」というテーマで東京外国語大学の教育の現状などをお話しいただきました。

2.日本語コーナー

今月も一週間に一度、日本語コーナーを開催しました。毎週月曜日の12:10から13:00まで日本語を使って、最近、日中で話題のトピックなどを扱って話をしています。

①11/7  体育祭

上海外国語大学では11月3日、4日に運動会(体育祭)が行われました。そのことを受けて、日本の体育祭と中国の体育祭について話しました。日本でよく行われる種目について説明を聞いて質問したり、自分の体育祭での思い出などを話したりしました。

②11/14 小さな絵文字

日本で発明され、世界に広まっていった絵文字176種類がニューヨーク近代美術館(MoMA)のコレクションに加わることとなったニュースをもとに、自分の絵文字の使い方や絵文字の利点、欠点などについて話しました。会話から、同じ絵文字でも文化や年齢によって受け取り方が違うことがわかり、みんな大いに驚きました。

③11/21 今年の漢字

毎年清水寺で発表される今年の漢字について、説明を受けた後、今年一年を振り返り、漢字一文字で表すならどんな漢字を選ぶか、今年の漢字の予想をしました。今年は日本で地震などの災害が非常に多かったことから「災」の字が選ばれるのではという予想がされました。

④11/28 あたりまえポエム

日本のtwitter上で話題になっている「あたりまえポエム」を取り上げました。これはあたりまえの現象を何か良いことをいっているように、かつポエム調に述べたもので、若者を中心に話題になっています。いくつかのポエムをみんなで読み、感想を言い合い、自分たちでも作成してみました。どのような言葉を使えば詩らしくなるのか、詩の魅力は何かなど、深いテーマになりました。

3.図書貸し出し説明会

前学期が終盤にさしかかり、約一か月の冬期休暇が近づいてきました。それにさしあたり、閲覧に留めていた図書の休暇中貸し出しを行うことにしました。それにともない、図書の貸し出しに関する説明会を行いました。おもなルールは以下の通りです。

① 一人二冊まで貸し出し可
② 借りる際には名前、学生章番号、連絡先(電話番号)を指定ノートに記述する
③ 新学期の第一週に返却する
④ 汚したり失くしたりしない

なお、貸し出しは十二月から始めます。多くの学生に利用してもらえるよう、広報していく予定です。

10月 活動日誌

2016年10月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

新年度が始まって一か月が経ちました。秋はいろいろなイベントが目白押しの季節と言えます。今月は数多くのイベントに協力、または主催しました。

1.日本語コーナーの開催

日本語コーナーとは、日本語を使って会話を行う機会を増やすために主に昼休みなどに行われています。今学期はGJOのコーディネーターと東京外大出身の鈴木専任講師が中心となり、毎週月曜日の昼休みに開催しています。主に二年生が中心となり、毎週用意されたトピックに沿って日本語の会話を楽しんでいます。

これまでの会話トピックは以下の通りです。

10/10 日本語のアニメについて
10/17 ノーベル賞
10/24 新発明・新技術について
10/31 おもしろい技術・発明について

トピックについて話し合う学生たち
トピックについて話し合う学生たち
代表学生と作成、配布した資料

現在はトピックを決定して話し合う、クイズをするなどの内容ですが、今後は体を動かして経験しながら学べるような活動もしたいと思います。

2.おにぎり大会

おにぎり大会とは当学院で十年以上続いている伝統行事であり、おにぎりという身近かつ手軽な日本食を通して日本文化を体感するという目的を持っています。今年は、10月20日(木)に開催されました。参加する学生は当学院の二年生が中心で、学習部(生徒会のような学生組織)が企画や運営を行い、日本の外食企業からも援助をいただいて開催されています。

GJOでは出し物を担当し、コーディネーターと鈴木先生で日本語の歌を披露しました。

絢香の「にじいろ」を歌いました。 学生は日本の歌にも詳しいので一緒に歌ってくれました。

そのほか、このイベントのために虹口キャンパスから来てくれた日本人留学生と松江キャンパスで学ぶ中国人学生とのファシリテートも行いました。今年も大成功で幕を閉じ、有意義な夕べになりました。

9月 活動日誌

2016年9月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

上海では九月から新年度が始まりました。友人との再会で学内には明るい声が響いていました。また、新入生も少し緊張しながらも、期待に胸を膨らませ、日本文化経済学院の一員として新たな一歩を踏み出しました。

新入生歓迎のポスター
黄色いフクロウは日本文化経済学院のマスコットキャラクター

1.QQによる配信

今月は前回、東京外国語大学に交換留学した学生二名からのレポートを、上海外国語大学GJOのQQアカウントに掲載しました。

東京外国語大学での留学生活について

東京外国語大学での一学期の留学生活は、楽しくてとてもいい勉強になった。クラスでは、文法や語彙の習得はもちろん、日本での暮らしと学習に役立つ知識もたくさん教えていただいた。先生達の授業は生き生きとして面白かった。いつも、知らないうちに私達の日本語は上達した。また、日本語の会話能力をより早く高めるために、先生達はいつも私達を励ましてくださって練習のチャンスもいろいろくださった。

そして、華道や、茶道や、歌舞伎などもいろいろ見学し、とても面白かった。日本に行ったときはちょうど桜が咲いていた最中で、寮のあたりにはすごくきれいだった。この一学期、東京都内だけでなく、神奈川、近畿、沖縄など日本のいろいろのところにも見学した。生活では、留学生課の先生たちや支援会の先生達もいつも優しくて、いろいろの情報を提供し、JASSOからも毎月奨学金をもらって、本当にいろいろなお世話になった。

クラスの学生達はイギリス、カナダ、エジプト、イタリア、韓国などいろいろな国から勉強しに来ていた。国際的な環境の中で、自分と同じ国の学生だけではなく他の国の学生とも友達になったことができた。私のクラスは人数が少ないので、みんながとても仲良くなった。普段はよく一緒に食事をして期末の後も全員一緒に飲み会にいった。

この一学期、勉強はもちろん、たくさんの人とも出会ったり、友達になったりした。そして、日本の景色や文化などさまざまな体験をした。短い期間だが、とても楽しかった。

東京外大留学報告

私は以前から好きなアニメや和食の国、日本に留学して、多くの日本人と交流し、茶道や和服着けなどの日本の伝統文化を体験したいと思っていた。今年の四月一日、この夢はやっと実現した。その日、もうすぐ羽田国際空港に到着する飛行機で日本の美しい海岸線を見ながら、「これから、この海に囲まれていて、自分の国と全く違う国の日本での留学生活はうまくいくかどうか。」と心配していた私は、今東京外国語大学に四ヶ月も留学した。

実は、日本の多くの生活習慣が自分の国のと違うから、この四ヶ月の中で時々も不便だと感じた。そして、授業の中で自分の母語と全く違う日本語の語法に苦しんだことも少なくなかった。しかし、 私にとって、この三ヶ月の留学生活は日本の学生達だけではなく、世界の国々から来た学生達と一緒に勉強したり、遊んだりした充実した生活だった。外大の授業と留学生支援会の活動によって、私は日本の社会についてさまざまなことを勉強し、日本の伝統的なお祭りを見学し、書道や茶道や華道を体験したうえで、もっと日本語の勉強をしたい、日本語を使いこなせるようになりたいと思うようになった。特に、留学生日本語教育センターの総合日本語授業は私にとってとても印象深いものだった。授業の中で、私達は「地震国–日本」、「人口ピラミッド」、「高度経済成長」、「安楽死」、「逆境からの再生」などのトピックについていろいろ考え、討論したことによって、日本人の国民性、日本社会に関する知識に対する認識は新たにしたと思う。

この四ヶ月の留学を通して、私は外大でいろいろ勉強した、外大の先生とクラスメートに対して感謝の気持ちは言葉で言えない。また機会があれば、もう一度外大に留学したい。

次回は、東京外国語大学サマープログラムに参加した学生のレポートを掲載予定です。

2.コンテストの指導

2016年度第14回日本語体験コンテストin上海(共立杯)の指導をしました。

このコンテストは9月24日に上海市甘泉外国語中学、般財団法人共立国際交流奨学財団による主催で開催され、上海外大からは8名の学生が参加しました。予選は日本の文化、歴史、地理、社会、流行などの範囲から三十問の問いが出題され、問題を聞き取り、選択肢の中から正解を選ぶという方法で行われました。大学生の部では40名ほどの出場者の中から8名が本選に出場し、上海外国語大学からは2名の学生が本選に出場しました。本選は即興によるスピーチによって行われ、大学生の部では二名が入賞し、日本体験旅行が贈られました。上海外国語大学の蘇さんがその中の一名に選ばれました。

指導では予選の知識問題の出題予想や対策、勉強方法などを諸先生方とともに指導し、また本選の即興スピーチの構成やメモの作り方、準備の方法などを指導しました。

8月 活動日誌

2016年8月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

【主な活動】

・メールでの相談対応

・文化紹介企画

【詳細】

①メールでの相談対応

交換留学、私費留学などがひと段落しているためか、相談なし。なお、9月7日から新学期(新年度)が始まるため、新入生に対しても引き続きGJOの周知活動を行う。簡単なポスターを作製し、掲示の予定である。(今回は写真を撮るなどして、報告いたします)

②文化企画紹介

今現在、企画しているのは割りばしの箸袋を使用した折り紙である。(変わった箸置きなどをつくるものです)新入生が軍事教育でしばらく参加できないため、9月後半か10月を予定している。

また、他のイベントのニーズを把握するために、アンケートを作成し、新学期に学生に配布する予定である。

7月 活動日誌

2016年7月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

夏休み開始とともに今年も暑い夏が始まりました。上海の気候は東京の気候とさほど変わらないのですが、大都市とだけあって、ビル熱を感じます。学生は故郷でのんびりしたり、旅行をしたり、就職活動をしたり、宿題に取り組んだりとそれぞれの夏を楽しんでいるようです。

さて、七月はメールでの相談を受けつけたほか、九月から始まる新学期に向けてGJOも新たな取り組みをするべく、計画を立てました。以下の通りです。

①ビブリオバトルの実施

GJO内の書籍の宣伝もかねて、GJO内の書籍を用いてビブリオバトル(書評大会)を行います。八月中に学 生への予告を行います。新学期に入り次第、参加希望者を対象に説明会を行います。

ビブリオバトルはコーディネーターがスピーチ・プレゼンテーションの授業でも実施したことがあり、スピーチやプレゼンテーションの練習にも最適です。多くの学生に参加してもらえるよう、準備していきたいと思います。

②Wechat(微信)アカウントの創設

日本でのLINEのような通信手段であり、SNSの機能も果たしているアプリであるWechat(微信)にアカウン トを創設できればと思い、検討中です。可能になれば、情報発信が早く、広く行えるメリットがあります。

③東京外国語大学への交換留学生の留学記

日本での留学中の出来事を上海外大の学生に伝えてもらう留学記を書いてもらうことを相談中です。

6月 活動日誌

2016年6月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

ガウンを着た四年生が写真を撮ったり、友達や先生と別れを惜しんだりするのが、この季節の風物詩です。在校生は期末試験を控え、勉強に忙しくしていました。

先月もお知らせしたとおり、上海GJOは学内イベントである「川柳大会」に参加しました。川柳大会とは、三学年の作文の授業内で作成した川柳の作品からクラス代表二首が選ばれ、校内での投票が行われ、優秀な作品を作った学生に賞品が贈られるものです。そこに「東京外国語大学賞」を設け、東京外国語大学の皆様にウェブで投票していただきました。たくさんの投票、ありがとうございました。

【結果】東京外大賞 三年五班 謝行健さん
【作品】片思い 忘れられずに 肩重い

上記作品は、半数以上の票を獲得し、堂々の一位でした!賞品として東京外大グッツ(クリアファイル、ペンなど)が送られました。

受賞者の謝さん。良い表情です!

7月2日から上海外国語大学は夏休みに入りました。夏休み中GJOではメールなどでの相談を受け付けています。また、来学期にはイベントをさらに多く実施できるよう、企画に力を入れていきたいと考えています。

5月 活動日誌

2016年5月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

5月は学院のイベントが増える季節です。「和風盛典」(クラスごとにヨーヨー釣りやたこ焼きなどの店を出すイベント)や「配音大会」(アフレコ大会)、「スピーチ大会」などが行われました。

「和風盛典」の飾りつけ。あいにくの天気でしたが、無数の鯉のぼりが学院の前を泳ぎました。

そのような中、GJOでも学内イベントである「川柳大会」に参加しました。三学年の作文の授業内で作成した川柳の作品からクラス代表二首が選ばれ、校内での投票が行われます。そこに「東京外国語大学賞」を設け、東京外国語大学の皆様にウェブで投票してもらっています。結果などは来月の報告書にて明らかにしたいと思います。(6月12日まで投票受付:以下URLで投票可http://jp.surveymonkey.com/r/M7ZQYPH)

図書について

第3学年では後期の学期末にレポートを書くことになっています。その資料探しで学生が訪れるようになってきました。より訪れやすく、過ごしやすいオフィスになるように学生の意見を聞き、改善していきたいです。

いよいよ学期末が近づいてきました。学生も学期末の試験勉強で忙しくなり始めたようです。今学期の最後にイベントを実施したいと考えています。

4月 活動報告

2016年4月
上海オフィスコーディネーター 山岸 愛美

学院前の八重桜があっという間に散ってしまい、今は鮮やかな緑が目を楽しませています。柳の綿(柳絮)が舞い、中国の春を感じさせます。

GJOに図書が配置され一か月が経過しましたが、利用者の数は思うように伸びていません。今後も宣伝に力を入れていきたいと考えています。来月(6月)には設置された図書でビブリオバトル(書評バトル)をやりたいと考えているので、図書の存在を大きく知らせていこうと思っています。東京外大生の作成してくれた図書の紹介ボードとともに、コーディネーター作成の紹介ボードも作成し、アピールしていく予定です。

専門書などはレポート作成にも大いに役立つので、学院の先生方にも図書の存在をさらに知ってもらい、学生の学習に役立てるように工夫していきたいと考えています。

なお、学内川柳コンテストが五月に行われます。現在、各クラスの代表となる川柳の二首を集めているところです。代表が集まり次第、ネットでの投票を行い「東京外大賞」を決定したいと思います。

PAGE TOP