連続市民講座第3回でチベット文学について講演

2023.06.06

2023年6月3日(土)、本学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールにおいて、東京外国語大学・読売新聞立川支局共催 連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」第3回が開催され、「犬から目線で楽しむチベット文学 -『ハバ犬を育てる話』を中心に」と題して、星泉教授による講義が行われました。講義では、チベット高原の食文化や牧畜文化について紹介の後、チベットに古来から語り継がれる口承文学の伝統や、現代文学について説明がありました。本学出版会から2015年に刊行された『ハバ犬を育てる話』(タクブンジャ・著、海老原志穂、大川謙作、星泉、三浦順子・訳)を題材に、チベット文学の奥深さが語られました。講演会終了後、会場入口ではチベット文学作品数点が展示され、星教授によるサイン会も行われました。

本連続市民講座は、本学の建学150周年を記念して、本学と読売新聞立川支局の共催で2023年度を通じて全11回で行われるものです。500名定員で事前申込により無料で聴講することができます。第4回は、6月17日(土)13:30より同会場において、後藤 絵美助教と東洋大学の高橋圭助教が「イスラームのいま―写真に見るその多様な姿」と題して講義をします。現在受講者を受付中です。詳細はこちらからご覧いただけます。

本件お問合せ先

東京外国語大学 広報・社会連携課(平日9:00-17:00)
TEL 042-330-5150

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