中南米国際教育フェアにて本学の中南米との連携事業などを紹介

2021.10.25

2021年10月14日(木)から10月22日(金)の期間、チリのサンティアゴで開催された大型の国際教育フェア「Conference of the Americas on International Education(CAEI Chile-2021)」において、国際教育交流協議会(JAFSA)が日本合同ブース「STUDY in JAPAN」をバーチャル出展し、本学や筑波大学、上智大学など中南米諸国との学生交流が盛んな複数の大学が、日本留学に関する情報を発信しました。

10月18日(月)に行われた「JAPANセッション」では、松隈潤副学長がオンラインで登壇し、本学が中南米諸国の協定校と連携して実施した「日本と中南米が取組む地球的課題を解決する文理協働型人材養成プログラム」(通称La-CEP)について紹介しました。このプログラムでは、東京外国語大学・東京農工大学・電気通信大学の3大学がそれぞれの研究教育・研究技術の特徴を活かしながら連携し、中南米諸国の協定校との学生交流を通して、文理協働の実践型グローバル人材の育成を追求してきました。

La-CEPは、2015年に文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」に採択されて以降、大学間連携による国際化のモデルとして非常に高い評価を受け続けており、より発展的な取組みへの尽力が期待されています。例えば、2019年に新設された博士後期課程「共同サステイナビリティ研究専攻」は、三大学が共同で設置する複合新領域の研究専攻です。この共同専攻の教育目標や教育体制は、La-CEPの構想計画および実績を世界規模に拡張・発展させたものであり、今日人類が直面するグローバルな課題(とりわけ開発、環境、平和に関わる問題)の解決に向けて取り組むことがサステイナビリティ(持続可能性)研究の使命と意義であるとの考えに基づいて設立されました。

「STUDY in JAPAN」のオンラインセッションには、東京外国語大学、上智大学、筑波大学の3大学が登壇
中南米諸国との学生交流の事例紹介を行う松隈副学長
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