(学生)府中市「外国人のためのやさしい生活便利帳」完成報告会を実施

2019.01.22

2019年1月18日(金)、府中国際交流サロンにおいて、本学言語文化学部コミュニティ通訳研究ゼミの学生が「インターンシップ」の一環として、府中市の「外国人のためのやさしい生活便利帳」の完成報告会を行いました。

「外国人のためのやさしい生活便利帳」は、これまで「防災ノート」、「子育て」、「ゴミ出し」、「高校進学」を取り上げましたが、今年度は「外国人のための公共施設ガイドブック みたい!知りたい!みんなの府中」というタイトルで、府中市内にある公共施設をテーマとした生活便利帳の作成にあたりました。

当日は発表の後、学生とサロンのボランティアとの間で活発な意見交換がなされました。今年度の「外国人のためのやさしい生活便利帳」は、後日冊子として配布されるほか、ウェブでも公開される予定です。

以下、完成報告会に参加した学生のコメントです。

平川 創晶さん(言語文化学部 スペイン語4年)

「府中市に住む外国人の余暇を充実させ、生活の質を向上させるような便利帳」というコンセプトのもと、学生が主体となって活発な議論を重ね、便利帳を完成させることができました。
府中市役所や府中国際交流サロンボランティアの方々からは学生にはない視点から、また一市民としての貴重な意見を多数頂戴し、それらを反映させることでよりよいものができたのではないかと考えています。多くの方にこの便利帳を手に取ってもらい、府中市での生活を楽しんでもらいたいと思います。

山崎 友里加さん(言語文化学部 ラオス語4年)

今期のインターンシップでは、府中市の公共施設を市内在住の外国の方に紹介する便利帳を作成しました。ただ自分たちが興味のあるところを取り上げるのではなく、便利帳を誰のために作るのか、どのようなニーズがあるのか、どんなコンセプトに沿って作るのかなど、しっかりと根拠や筋道を立てて取り組むというプロセスは今後社会に出ても役に立つ経験になったと思います。実際に施設に足を運んだり、何時間も話し合いを経て完成した便利帳なので、より多くの外国の方に手に取っていただいて、余暇の過ごし方の幅が少しでも広がればいいなと思っています。

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