本学学生が国連「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」 学生フォトコンテストに入賞しました

2016.11.01

本学学生の上澤伸子さん(大学院博士後期課程言語文化専攻3年)が、「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテスト(主催:国連広報センター、上智大学)において入賞しました。

受賞作品は"Indigenous Children in Bangladesh"(バングラデシュに住む先住民の子どもたち)と題し、上澤さんが、バングラデシュ北部国境地帯で災害調査をしている時、研究対象である少数民族ガロの子どもを写したものです。

本コンテストには日本をはじめブラジル、ペルー、アフガニスタンなど5大陸にまたがる世界47カ国から622作品の応募がありました。

大賞を含む入賞作品の写真展が下記により開催されています。

日 時: 2016年10月26日(水)~11月18日(金)9:00~17:00
※11月1日(火)は休館日
会 場: 上智大学四谷キャンパス中央図書館1階展示スペース
(JR/地下鉄「四ツ谷」駅から徒歩10分)
※申込不要/入場無料

詳細・入賞作品についてはこちらからご覧いただけます。
http://www.unic.or.jp/news_press/info/21151/
https://www.facebook.com/UN.Japan/videos/1180138315397341/

上澤さんの感想

国連広報センター主催の「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテストで入賞に選ばれたことを、光栄に思っています。受賞作品は、バングラデシュ中北部国境地帯で、少数民族ガロの人びとの災害対応を調査しているときに撮ったものです。村人への調査で、「今年も田畑の冠水で稲が流された。どうやってまた苗を買ったらいいのか」と聞かされ、写真の曇り空同様、どんより重い気分になりました。その帰り道、下校途中のガロの子どもたちに出会い、励まされてシャッターを切りました。おそらくガロの村人たちも、災害で苦しい生活を強いられるなか、子どもたちの成長を励みに生活しているのでしょう。フォトコンテストのテーマでもある「持続可能な開発目標」は、17の目標と169のターゲットから成ります。そのうちの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標14「気候変動に具体的な対策を」は、受賞作品から連想されるものであると同時に、自分の研究テーマとも一部重なります。受賞を機に、少数民族ガロの民族誌的研究にいっそう邁進することが、結果的にSDGs達成の一助になるものと考えています。







PAGE TOP