国際ワークショップ「東アジア言語における理論言語学研究」を 6/13・14に開催しました

2015.07.03

 2015年6月13(土)・14日(日)、国際ワークショップ「東アジア言語における理論言語学研究」を本学プロメテウスホールにおいて開催しました。国内外の交流協定大学などから研究者や大学生をお招きし、約100名の関係研究者が集い英語で交流する貴重な国際学術会議となりました。
プログラムは こちら から見ることができます。

本学からは、望月圭子教授(総合国際学研究院)、伊藤智ゆき准教授(アジア・アフリカ言語文化研究所)、野元裕樹講師(総合国際学研究院)、キャロライン狩野講師(本学非常勤講師)、Matthew Miller特任准教授(世界言語社会教育センター)が研究発表を行いました。

また、本学国際日本研究センターが台湾師範大学・上海外国語大学・北京大学・リーズ大学と共同で実施している「日本語・英語・中国語母語別学習者コーパス研究」を、“Comparative Analysis of English, Chinese and Japanese Based on Learners' Corpora”として発表し、高く評価されました。本発表では、教員のほか、学習者コーパスチームの大学院生・学部生がリーズ大学からの交換留学生たちと共に合同発表しました。

本国際ワークショップは、本学の大学院生・学部生・交換留学生及び卒業生計25名が運営にあたりました。実質的な運営委員長として8か月前から献身的に準備を行った川村駿さん(大学院総合国際学研究科 博士前期課程言語文化専攻言語・情報学研究コース2年)は、運営委員会を積極的にとりまとめ、発表者募集、査読の研究者との交渉、海外の発表者との連絡などの企画調整から、英語でのHP作成や会場準備まで行い、その傍らで発表する他の学生の英語での発表の指導も行いました。

海外からの来訪者は、運営委員会の学生たちによる「日本のおもてなし」文化に感動した様子でした。学生たちにとっても、絶好のインターンシップの場となりました。

この国際ワークショップは、科研若手(B)「数の仕組みとその文法・情報構造との連関の通言語的研究」 (2014年度-2018年度)(研究代表者:野元裕樹)の共催です。

   

   

   

 

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