国際日本研究センター「夏季セミナー」を7/14~17に開催しました

2015.08.07

7月14日(火)から17日(金)までの4日間、夏季セミナー2015「言語・文化・社会―国際日本研究の試み」が開催されました。国際日本研究センターが主催するこの夏季セミナーは今年で4回目を迎え、国内外から多くの参加者が集いました。

セミナーでは、海外の諸大学で日本語研究、日本の文化・社会研究を牽引する第一線の講師9名(タイ・シンガポール・韓国・中国・台湾)を迎え、センター教員を中心とする講師陣とともに、充実した講義が行われました。本セミナーは大学院博士前期課程の集中講義としても位置づけられていましたが、熱心に聴講する学部生の姿も散見しました。

さらに講師の方々とともに来日した、タマサート大学・シンガポール国立大学・韓国外国語大学校・韓国中央大学校・北京外国語大学・台湾東海大学・国立台湾大学・国立政治大学の大学院生12名と日本で学ぶ大学院生26名の計38名によるサマースクール研究発表会も開催されました。このワークショップも今年で3回目を迎え、台湾開南大学の大学院生や留学中の北京大学の大学院生も参加しました。国内からは本学の大学院生のほか、筑波大学、国際基督教大学の大学院生も研究発表を行い、報告後は活発な質疑応答がなされました。

その後の大学院生の懇親会には80名ほどが参加者し、会場のあちこちで人の輪が出来、今後、国際日本研究を担っていく若手研究者同士が親しく交流しました。また、会場を移して、海外の講師を囲み、熱心な議論と歓談の場がもたれました。

セミナーの延べ参加者数は15コマで約660名と昨年度の約480名を大幅に上回ったほか、3会場で行われた大学院生によるサマースクール研究発表会の参加者も約700名にのぼりました。最終日にはサマースクール修了式も執り行われ、海外から参加した大学院生に修了書が手渡されました。ガレリアでの記念撮影の後、大学院生たちはそれぞれの場での研鑽と再会を誓い、名残を惜しみつつ帰国の途につきました。

 

  

  

  

 

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